アセチルシステイン

L-システインは、体内では坑酸化作用(活性酸素の除去)があり、代謝を促進させてメラニン色素の生成を抑制したり、肝臓の解毒作用も持っています。体内への吸収をより高めるためにアセチル化させたものが「アセチルシステイン」。サプリメントなどに利用されている。

・肝臓での解毒作用
「直接的・間接的にアルコールの分解を促進」
L-システインは、肝臓内での有害物の解毒作用を持つ。 特に、アルコール分解の生成物であるアセトアルデヒドと直接反応し、解毒させるほか、肝臓内でアルコールを分解する酵素の働きを助ける効果も持っている。これらの働きを利用して、二日酔いの効能をうたった医薬品の成分として利用されている。
また、代謝を促進する働きがあるため、二日酔いによる倦怠感を解消する効果も期待でる。

シミ・そばかす・美白への効果
メラニン色素の生成を抑制」
L-システインは、ビタミンCとともにメラニン色素の生成を抑制するほか、生成されたメラニン色素を黒色から無色へと還元する働きがある。また、L-システインには、皮膚の新陳代謝を促進する働きもあるので、できてしまったメラニン色素を排出する効果も期待できる。 この3つの働きで、シミやそばかす、美白への効果を発揮するといわれている。

(株)Seven-Heart みやなが整骨院の用語集