シミ

シミには、女性の頬部などに左右対称にできる淡褐色の色素斑である肝斑(かんはん)や、男女を問わず加齢と共に発生頻度が増える不定形の老人性色素斑などがある。前者は女性ホルモン変調、後者は紫外線が主な原因と考えられている。ソバカスは、主に目の周りから鼻筋の高い部分、頬にかけてできる粟粒大から米粒大ほどの褐色の雀卵斑(じゃくらんはん)と呼ばれる色素斑。遺伝的要素が原因。シミやソバカスは紫外線によって悪化する。防止する最大のポイントは、メラノサイト(色素細胞)の中にある酵素チロシナーゼの活性を阻害すること。また紫外線による過剰なメラニンの生成には、炎症や色素沈着に関連する情報伝達物質の過剰産生が関与。シミ、ソバカスを防止する薬剤として、トラネキサム酸、アルブチン、ビタミンC誘導体などがある。

(株)Seven-Heart みやなが整骨院の用語集