年金問題

年金!私達も頑張って働いた分、老後は年金で安心して生活ができるものと思っていましたが、残念ながら担当税理士の方が、もう私たちの時には、年金はないと思ってください!!しっかり貯蓄を蓄えていてください!!
とのこと!!

~ネットより引用~

年金制度の破たん
そもそも年金制度はどうして破たんすると言われているのでしょう?

年金制度の誤解
年金制度についてよく誤解されていることは、支払っている年金保険料は自分のためではない、ということ。
年金保険料は現在年金の支給を受けている高齢者世代のために支払っているのであり、将来の自分のために払っているわけではありません。

要するに年金制度とは、現在の若い世代(保険料を払っている世代)が高齢者を扶養する「世代間扶養」である、ということです。

これはバランスの問題であり「年金の給付金額は変わらない」と仮定すると、年金受給している高齢者世代が多くなり年金保険料を納めている若者世代が少なくなれば、当然、年金の保険料が高くなるわけです。

年金のイメージ
年金給付金額(受け取る金額)
= 「保険料」×「保険料を納める人数」/「受給する人数」
これはイメージの計算式ですが、この式から若者世代が納める「保険料」を一定に保った場合、「保険料を納める人数」が減り「受給する人数」が増えれば、当然「年金給付金額」は減るわけです。
いずれにしても、年金の保険料が高くなれば、保険料を納める若者世代に無理が行き、年金受給額が減れば、受給を受ける高齢者世代の生活水準が維持できなくなる。これが少子高齢化に伴い凄いスピードで進んでいるため、破たんする、ということになるんですね。

支える人数
少子高齢化で言えば、欧米も少子高齢化は進みますが、そのスピードは緩やかで最終的には二人の若い世代がで一人の高齢者を支えることになると予想されています。
一方で日本では特殊な事情から、最終的には一人の若い世代が一人の高齢者を支える時代になりそうです。要するに若者世代の負担は欧米の2倍。
これは負担できるレベルを超えているし、負担に耐え切れず若者の日本脱出を増加させるかもしれないと予想しています。
ちょっと想像するのが恐ろしい。
年金がどうのこうのというより、人口が負のスパイラルでどんどん減り、国を維持するのが困難な未来がすぐそこまで来ているのかもしれません。
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今後は改定に次ぐ改定?
高齢化するのは日本だけでなく他の先進国も同じですが、他の国の高齢化は穏やかに進みます。
このため年金制度の見直しも15年に一度とか20年に一度といった間隔で行えばよく、改定される側の国民もついてこれますが、日本に至っては、5年毎の人口調査時に人口の構成も大きく変わるため、年金制度も大幅に改定していかなければならないと予想されています。
これでは流石について行けません。
というのも、この改定は少子高齢化に伴うものであり、
保険料が高くなる(若者世代)
給付額が少なくなる(高齢者世代)
給付開始時期が遅くなる(高齢者世代)
のいずれかか、またはその複合となるもので、いずれにしても負担だけが増えるものだからです。

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