ケトン体

ケトン体(けとんたい、ketone body)とは、アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸の総称。脳の神経細胞のエネルギー源は通常、グルコース(ブドウ糖)だが、それだけでなく、中鎖脂肪酸(MCT)が肝臓で分解されてできるケトン体という物質もエネルギー源となる。アルツハイマー病になるとグルコースを使えず、神経細胞がガス欠状態になり、さまざまな認知障害の症状を引き起こす。つまり、グルコースが使えなくなっても、ケトン体があれば神経細胞が障害されることはない。

(株)Seven-Heart みやなが整骨院の用語集