酸化

物質が酸素と反応して酸化物となること。さらに広い意味から無機水素化物,有機化合物から水素の除去される脱水素反応も酸化として定義される。また電子の移動に基づく定義として,反応にあずかる元素が正の酸化数を増すか,負の酸化数を減じる場合,その元素は酸化されたという。また原子,分子,イオンから電子を取出すことも酸化である。 (→還元 )  

対象とする物質が電子を失う化学反応のこと。具体的には、物質に酸素が化合する反応、あるいは、物質が水素を奪われる反応などである。

例えば、がさびて酸化になる場合、の電子は酸素 (O2) に移動しており、は酸化されていることが分かる。 また金属のさびも酸化の一つとなる。

目的化学物質を酸化する為に使用する試薬、原料を酸化剤と呼ぶ。ただし、反応における酸化と還元との役割は物質間で相対的である為、一般的に酸化剤と呼ぶ物質であっても、実際に酸化剤として働くかどうかは、反応させる相手の物質による。

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