祭壇

【仏教】
仏教における祭壇の形態的には常設の祭壇として仏像を安置するための須弥壇、家庭内に設置する仏壇、仮設の祭壇として葬祭用の祭壇、四十九日まで設置される中陰壇、盆に設置される精霊棚(盆棚)などがある。

【神道】
神道においては正月などの祭事に臨時に設置する歳棚などが起源とされ、常設されるようになったのは中世以降のこと。神像を祭る場合は、神像を中心として屋根で覆ったり、厨子や乗輿を用いたりして祠を作る形態が一般的。

また、故人を祀る場合は神棚とは別に祖霊舎を設ける。

株式会社ひかりの用語集