身体の運動連鎖を呼び覚まし、さまざまな身体の不調を予防する為のエクササイズです

今まで身体に歪みが大きい状態で運動を続けると怪我に繋がっていく事例を多く拝見してきました
同時に運動によって五十肩、膝痛や腰痛が良化するケースも多くありました
18年、1万人以上の方への指導経験をもとにどのようなエクササイズが健全な身体活動を呼び覚ますのか、怪我の予防に役立つのかを考えて構築された運動のメソッドです

□オンザビート
音楽に合わせてエクササイズを展開して行きます。
プレコリオのマニュアルと音源があります。
音楽はこりんと運動のオリジナル楽曲を使用します。

◯良い点
リズムに合わせて身体を動かすとエクササイズスピードをコントロールしながら行う為、参加者全員に一定のコンディショニング効果を提供出来ます。また音楽に合わせて運動する事を楽しむ参加者が多い場合に活用して行きましょう

◯難しい点
音楽に合わせて身体を動かす事が忙しく感じる参加者もおります
また音楽に合わせて身体を動かす事が苦手な参加者もおります為、難しい場合はオフザビートを選択して行きましょう
また回数が固定されております為、必要な部位へのボリューム調整が出来ないのでオフザビートと織り交ぜて行っても構いません

□オフザビート
音楽に合わせずに参加者個々のスピードに任せながらエクササイズを提供して行きます
バックミュージックとしてこりんと運動オリジナル楽曲を使用して行きましょう
リラックス系の楽曲を使用しましょう

◯良い点
個々のスピードでエクササイズが出来る為、参加者の年代や体力に自信のない方も安心して参加出来ます
また音楽に合わせてエクササイズを提供する事が苦手なインストラクターも担当いただけます

◯難しい点
一定のリズムで身体を動かす事で効果を促す場合もあります
キューイングを用いて工夫して伝えて行きましょう
また参加者個々のスピードに任せる為、時間内にバージョン全てを終了出来ない場合もありますが目的は身体の調整ですので特に問題ありません
参加者の身体の状態を見てエクササイズの順番や内容を決めて行きましょう

□オンザビートとオフザビートを織り交ぜて展開しても大丈夫です

例えば3曲はオンザビートで行い、それ以外の部位は時間をかけて伸ばしたり解説を踏まえながら実施するなど参加者の様子に合わせて展開して行きましょう

□脊柱、骨盤帯、肩甲骨、肩関節、股関節、膝関節、足関節(足部)の周辺筋群や体成組織をターゲットに調整をかけて行きます

□脊柱
腰椎5-6個、胸椎12個、頚椎7個の背骨全体を指します
脊柱が身体の運動軸となる最も重要な部分です
また可動域の個人差も大きいのが特徴ですが、動的にも固定する為にも筋活動が必要となり
脊柱の状態で付随して他の関節の位置関係が崩れるケースが多い為、重点的に調整をかけて行きます

□骨盤帯
大きくは仙骨、左右の寛骨と3つの骨の位置関係を調整して行きます
いわゆる骨盤が歪んでいるなどの状態が特に出産後の女性に多く見受けられます
また座位での仕事が多い方や楽器をひかれる習慣のある方も歪みやすい傾向にあります

□肩甲骨
左右にある肩の後ろの可動性の高い骨で肩甲骨の位置が左右で違うケースが多く見受けられます
肩こりや頭痛の原因になるだけではなく五十肩や肘関節の傷みなどの障害を引き起こすケースが多いです

□肩関節
肩関節はもともと可動域の大きい関節です
ですが関わる筋肉の種類も多く、様々な原因により可動域が減少して行きます
可動域が減少すると肩甲骨と同じような症状が起こります

□股関節
股関節は形成不全や骨盤帯の大きさなどにより個人差が大きく身体全体の動きの癖に繋がります
股関節の位置関係により身体全体の動き方が変わると言っても過言ではないでしょう
可動域制限により腰椎や膝痛、肩こり、首こりを引き起こすケースが多いです

□膝関節
膝関節の機構は比較的シンプルで屈曲、伸展と下腿が内外旋するスクリューホームムーブメントの動きがあり、どれも動作制限が起こると障害に繋がります
また足部と股関節の影響を大きく受けます

□足関節(足部)
足首から下を指します
人が立って活動するには必要な筋肉が多く、また、ないがしろにされやすい部位です
幼少期の怪我や青年期のスポーツによる外傷が一生に渡って身体全体へ影響します
キネティックプリペアでは必ず足部の機能向上エクササイズを組み込んで行きます

ストレッチ中の伸び感について

1　伸びをあまり感じない
→柔らかすぎる
→硬すぎる
→靭帯を伸ばしてる
→終止感を得ていない(専門用語でエンドフィールと言います)
→組織性(骨や靭帯及び腱など)の固さが先にある
→神経促通が不十分

2　痛みがある
→組織がぶつかっている
→筋肉や組織が損傷または炎症している

3　伸び感がある
→ほど良く伸びている

4　気持ち良い
→筋肉や組織の状態がとても良い

気持ち良く伸びるという感覚はよほど筋肉や関節の状態が良くない限り感じにくいの実際です

受講者があまり感覚を得なくても気にせずに指導しましょう

その姿勢を取るだけで関節間に隙間が出来て間質液などの栄養素が流れて関節の状態が良くなるからです

□時間配分は目安となります
ご自身の案内しやすい時間設定にして行きましょう

□注意事項
3つの注意事項を伝えましょう
①動作中呼吸を止めないように案内する
②傷みの感じる動きはすぐに解くか動きを小さくする、または休む
③他人と比べない、関節可動域は個人差が大きい事を伝える

□締めの挨拶
種目にもよりますが
レッスン後は歩きやすくなったり足が上がりやすくなるなどの効果を感じます
体感してもらえるような質問の投げかけをしましょう

□エクササイズ前後の効果測定
例えば立位体前屈や長座位体前屈などをエクササイズ前後に行い、身体の変化を感じていただけるような声がけを行いますと参加者の継続に繋がります

□オフザビートは解説をしながらレッスンを展開して行きます

□動作修正をかけながらすすめて行きましょう

□各エクササイズの反復回数はコリオシートを目安に、または参加者個々のスピードに任せて行います

□時間内に全てのエクササイズを終了出来なくても構いません

こりんと運動代表　金城祐也　が楽曲、開発チームが運動プログラムを開発しております。
「ULTIMATE EXERCISE®」及び「アルティメットエクササイズ」はオンラインレッスンまたは契約店舗にてご受講いただけます。
契約をご希望の方は連絡ください。
また法人、企業様や市政からのパーソナルトレーナー、インストラクターの人材派遣、セミナーや研修、出張レッスン等も承っております


概要
1 オリジナル音源を使用している
2 プロのトレーナーが開発している
3 自体重を利用している

アルティメットエクササイズで使用する音源はこりんと運動代表　金城祐也　が作成したものです。
創造しました音源及び運動プログラムは著作権法に準拠致します。
開発者である金城祐也の許諾なしに無断で使用する事は出来ません

1７年に渡る運動指導実績をもつトレーナーが4年に渡る運用期間を経て開発されたプログラムです。カラダにどんな事が必要だろう？何ができるだろう？そんな疑問と研究から生まれています。エビデンスはありません。フィットネスのエビデンスは研究の条件や個体差、追跡時間を考慮しても課題の多いものが世の中を席巻しているのが現状で、臨床されている事が非常に少ないと考えております。私達もまだまだ勉強不足かと思いますが日々研究に勤しんでおります。

機能的な動きとは動きやすいカラダの事です。カラダの色々な部分がうまく機能しない事からさまざまな不都合が起こりコワバリ、痛み、不調につながっていきます。
筋肉の状態として以下の4つの状態があります。
廃用性萎縮
使わない為筋肉、関節が硬くなる
廃用性弛緩
使わない、伸ばしすぎて弛んでいる
過使用性拘縮
使いすぎて硬くなる
廃用性弱化
使わない為筋肉が弱くなって関節、骨に負担がかかる

各部位の筋肉へ適切に働きかけ機能的に保てるように組み立てられております

ご自身のカラダを扱えるようになる事が大事だと考えております。
自体重を利用していますのでご自身の体重が増えれば負荷が高まります。
ご自身の体重を考慮し負荷が強くなりすぎないよう強度を軽減しながら段階的に実施していきましょう。
また筋肉が少なくて自体重が軽い場合は筋肉がついてきますのでだんだん負荷が増えてカラダが鍛えられていきます。