協会ビジネス

協会ビジネス」という言葉には、特に決まった定義はありませんが、よくある協会ビジネスの形としては、プロのインストラクターを養成し、資格認定をし、ライセンスを発行するビジネスモデルを指すことが多いです。

例えば、「〇〇ヨガ」のノウハウを普及する「〇〇ヨガ協会」という団体があっとします。この協会は、「〇〇ヨガ」のノウハウを使用してビジネスをしたいプロインストラクターを目指す人を会員としまして、会員を対象に、インストラクター養成講座を開催します。そして、スキルを習得した会員には、資格を認定し、ライセンス契約をします。ライセンス契約というのは、そのスキルを生かしてビジネスをすることを許可する契約です。

このようにして、協会は、養成講座料、資格認定料、ライセンス料(年会費とする場合もあります)などで、収益を得ます。

協会ビジネスの良いところは、あるノウハウを、「広く、正しく」伝えることができる点です。
「広く」伝えるだけであれば、本やメディアなどを使用すれば良いのですが、それでは、「正しく」伝わらない可能性があります。ライセンス契約をしないとそのノウハウを使えないという形を取ることで、正しい知識を広く伝えていくことができるのが、協会ビジネスの良いところといえます。

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