2018年度、大阪府における不登校数は小学生で3,098人、中学生で8,227人となっています。千人当りで計算すると16人となり、全国でももっとも高い水準となっています。
この数値は文科省によるもので、かつ欠席が90日を超えたもの不登校生徒の割合は何と62%以上にもなり、大阪府の場合は不登校の長期化が顕著ともいえます。しかし上記の数値には起立性調節障害児童の数がカウントされていません。なぜなら病欠扱いとなるためです。
ちなみに起立性調節障害を含む病欠数は、小学生で2,868人、中学生で3,278人となります。
例えば長期欠席者数として、不登校児と起立性調節障害を合算すると大阪府の小中学生の学校へ行けていない数字は何と17,471人となります。
大阪府では大阪府教育センターが不登校に悩む親御様の支援に「すこやか教育相談」を開設。電話、Eメール、FAX、LINE、面談による相談に応じています。相談者が問題の解決に向かうことができるよう、アドバイスや各市の教育機関やお近くの相談機関などを紹介。また子育てのカウンセリングや不登校のお子様との対応方法もお応えしています。
カウンセリングだけでなく、心の活性化も図りたいとお考えの親御様には当センターをおすすめします。不登校だけでなく起立性調節障害の子供のカウンセリングやセラピーも行っています。全国的にもこども専門の催眠療法所として知られ、全国からお見えになります。いつでもご相談ください。
「子供が不登校になってしまった」とお悩みではありませんか。不登校の原因は、勉強や友達関係に注目されがちですが、そうとは限らないケースが多々あります。
とくに今、問題となっているのが起立性調節障害という、思春期の子供に起こりやすい病気です。症状の種類や重さは人それぞれで、起きられなかったり調子が悪くなったりします。しかし起床してから1時間から2時間くらいで症状が回復するため仮病と思われやすく、分かりにくい病気です。朝、自分の子供の調子がよくないと思われましたら、起立性調節障害の可能性を考え、医師に相談することをおすすめします。不登校が長く続けば、学校への行きづらさが増してしまいます。
そこでお子様へのアドバイスとすれば家庭においては、頭ごなしに注意するのは悪化させてしまう場合もありますので、子供の気持ちを理解し、おだやかに親としてのやさしさを全面にだして、適切な対応を取ることをおすすめします。
当センターではカウンセリングを通して、心の状態や問題点を探り、適切な処置で改善を目指します。催眠療法を用いることで、子供をポジティブな思考に誘導し、カウンセラーの言うことを聞き入れやすくします。大事なのは「言われたからではなく、自分で直そうとする姿勢を身につけさせること」です。