大人よりもこどもに多い障害の一つである「起立性調節障害」。それはいったい、どのようなものなのでしょうか。起立性調節障害は、主に思春期にかかりやすいといわれているもので、主な症状として立ちくらみや倦怠感・頭痛が現れます。これらの症状は、貧血を代表としてそのほかの不調と間違われることも多いのですが、自律神経機能の不全が原因といわれています。症状の軽い子から重い子まで色々ですが、多くは起床してから1時間から2時間くらいで症状が回復し、中には学校を休むと決まった瞬間に元気になるお子様もいらっしゃるので、「仮病」と思われるお父様・お母様も少なくありません。お子様の立ちくらみや倦怠感・頭痛といった悩みを解決するには、日常生活の環境を調整し、適切な治療や対応が必要となってきます。一般社団法人 大阪市こども心理センターにご相談いただければ、経験豊富なスタッフがお子様の症状やお悩みに寄り添い、適切にサポートいたします。