心配のあまり、ついお母様も、学校にいけないのはなぜ？
「体調悪いのがこう毎日続くはずない」て初めは思ったりして、
つい叱ってしまったりしますよね。
それに対して、思春期のお子様は、親御さんの想いに反して、胸にグサッとくる反発や暴言などを言ってしまったり、いっぱしの生意気な発言もしてしまい口論になったりして、どんどん親子関係も難しくなる年頃です。
この年頃の年齢は、学校で嫌なことがあっても、いじめにあったとしても、なかなか親に言わない子も多くはありません。
そうすると、親の立場になると、学校にいかない現状・理由を聞いても話してくれない・だったら学校に行きなさい・いつまでも休んでいたらダメという思いで、どんどん子供さんに話を詰め寄ってしまいますよね。そうすることで、プレッシャーがさらに大きくなり、どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。

保護者のお母さん自身も自己嫌悪に陥ってしまたり、学校という言葉を発するだけで、頭痛や腹痛を繰り返す我が子をみていると、何も言えなく、話さえできなくなってしまった。と、涙ながらに相談されるお母様の気持ちがとてもわかります。

話もできず、どんどん親子の距離も離れてしまって、どんどん親御さん、お子さん共にいっぱいいっぱになってパニックになってしまいますよね。

当センターでは、何件も起立性調節障害による不登校の親子さんのカウンセンリングや催眠療法の治療を施してきました。
相談にこられるお母様のお気持ちも、お子様のお気持ちも痛いほどわかります。原因や理由を、親に言わない子供は多いです。
それは、「心配させたくないから、」「自分のせいなのに迷惑かけたくなかった」など自責の思いが強いタイプ「何をはなしてもかわらない」「話しても怒られるだけ」などの、相談しても逆効果だとおもってるタイプ、しかしながらどちらのタイプの子であっても、本当はこのままではいけないと思ってる子がほとんどです。催眠療法は、非常に起立性調節障害による不登校に効果のある治療方法です。学校のスクールカウンセラー、心療内科、不登校専門の支援施設など、色々な施設をめぐって当センターに来られる方も多いです。将来の自分を夢見て、今の現状と今できることの気付きを本人に見出すことができます。
お子様ももちろんですが、相談に来られる親御さんの心労も相当なものです。お母さんも催眠療法に参加していただくことも多いです。
身体中のエネルギーが湧き出て、今までの迷いやモヤモヤがスッキリして、お子様との向き合い方、我が子を信じる力、今まで見えていなかった視野が広がります。

思春期の親子って、ただでさえ衝突しやすい時期なのに、起立性調節障害による不登校など大きな病を抱えるとなると、
やはり、親子の理解、家族の理解と支えが必要です。放置してて改善されることはありません。

親子の距離も離れてしまって子と親、お互いが孤立してしまうと、家の雰囲気が悪化し閉塞感でいっぱいになってきます。
打開策としては、保護者がひとりで抱え込まない。どんどん外に出て相談して、風通しを良くすることです。

催眠療法は心理療法です。テレビのように自在にあやつったりすることは絶対できません(あれはタレントが大げさに演じているのです)
しかし潜在意識にアプローチをかけ、心を前向きに明るく、元気にポジティブに変えることはできます。

不登校児の多くが催眠によって「これから前向きに生きなくては！」の気持ちをしっかり持つことで、復学をしています。