痔などお尻の病気で悩んでいるかたも、なかなか肛門科の門をくぐることに躊躇されている方が多いです。
やはり、恥ずかしさが一番かもしれません。また、診察の時はどんな姿勢で診察を受けるのだろうか?診察は痛いのだろうか?直ぐに手術されるのだろうか?など、診察や治療にかんしての不安があります。
また、患者さんの中には、健康保険で治療してもらえるのだろうか?費用はどのくらいかかるのだろうか?など、治療に関しての費用を心配されるかたもいます。
また、小さな子供や赤ちゃんがいたり、家に介護しなければならない家族の方がいて、手術して入院といわれたらどうしよう。など、家族の方のことで心配されるかたもおられます。
また、仕事はどうなるのだろう、入院が必要ならば、どのくらいの入院が必要なのか。
様々な悩みをもって診察に来られます。また、診療所の前を行ったり来たりしてなかなか門をくぐることができなかったとおっしゃる患者さんもいらっしゃいました。
でも、思い切って一度受診して診て下さい。そういった問題にもしっかり対応していきたいと思っています。
渡邉医院は保険診療をしています。
〈外来診療の費用について〉
外来診療での費用ですが、治療の内容で費用は変わってきます。
初診の方で、特に処置を必要とせず、軟膏などの投薬だけの場合は、診療点数は600点前後です。3割負担の方で2000円弱になります。
外来で痔核硬化療法や手術をした場合は、およそ2000点~4000点程度で、3割負担では、6000円~12000円になります。
〈入院診療の費用について〉
病気の種類や入院期間で料金が違ってきます。目安としては、
内痔核に対して痔核根治術を行た場合、
1泊2日で6900点前後、3割負担で約21000円
3泊4日で8500点前後、3割負担で約26000円
内痔核に対してジオンによる痔核硬化療法を行った場合、
1泊2日で6300点前後、3割負担で約19000円
痔瘻に対して痔瘻根治術を行った場合、
1泊2日で5400点前後、3割負担で約16500円
3泊4日で7000点前後、3割負担で約21000円
裂肛に対して裂肛根治術を行った場合、
1泊2日で4800点前後、3割負担で約15000円
です。
2年に1回、診療報酬の改定があり、多少の点数は違ってきますが、大きな変動はないと思います。
診察を受ける際には、食事を抜いてくるなどの制限する必要は有りません。朝食もしっかり摂って、普段通りにして受診して下さい。
診察の時の姿勢は、左側を下にして横向きに寝てもらう姿勢「左側臥位」で行います。
診察は、まずはじめに、肛門の腫れがないか、など肛門の状態をみます。そして指で肛門の具合や直腸の具合などを診察します。
指でみる指診だけでは、十分に肛門の状態はわからないので、 排便直後の肛門と同じ状態を見るために、微温湯(ぬるま湯)で浣腸をします(便を出すためではありません)。怒責といって、排便の時のようにグッと腹圧をかけることで、肛門の状態やいぼ痔や痔(内痔核)の状態が良くわかります。浣腸後にもう一度ベッドで診察をします。この際、肛門鏡で肛門の状態を観察します。
基本的に初診時に直ぐに手術をすることはありません。病状を説明して、入院が必要かどうか、必要であれば何日間の入院が必要なのかなどをお話しして、患者さんに予定をたててもらってから、あらためて手術を行います。
ただ、肛門周囲膿瘍など、直ぐに切開をして膿を出さなければ名r内時や、内痔核に血栓が詰まって飛び出たままになってとても痛い陥頓痔核などの場合は、その日に手術することもあります。でも、そのときも、その必要性をしっかりお話ししてからになります。
内痔核や裂肛は悪性の病気ではありません。出血や痛み、また内痔核が外に出てくるなどの嫌な症状を取り除くことが目的です。病状に合わせて、納得していただいてからの治療になります。
渡邉医院では日帰り手術も行っています。
内痔核に対しての痔核根治術やジオン注による四段階注射法による痔核硬化療法。痔瘻に対しての痔瘻根治術、裂肛に対しての裂肛根治術など、根治的な手術を行う場合は、基本は1泊2日の入院での手術、治療を進めています。
でも、小さなお子さんがいる方や、家に介護をしなければならない家族の方がいらっしゃるなど、どうしても入院での手術が出来ない方もいらっしゃいます。こういった場合は、御相談しながら、日帰り手術で行うこともあります。また赤ちゃんがいる方は、赤ちゃんと一緒に入院してもらうことも可能です。
仕事のこと、家族のかたの状況などを一種に考えて、入院の日数や日帰り手術にするかなど相談しながら進めていきます。
いろんなことで肛門科を受診することに悩まれているかた、また家族のことや仕事のことで治療を迷われている方。さまざまなことで悩まれていると思います。そういった場合は、ぜひ肛門科を専門にしている渡邉医院で御相談下さい。
お腹スッキリレシピを紹介します。
「新じゃがと空豆の明太マヨサラダ」
材料(5人分)1人分:170kcal 食物繊維 2.1g
新じゃが 1袋
空豆 1袋
明太子 1腹
マヨネーズ 大さじ3
塩 少々
作り方
①新じゃがはよく洗い、皮ごと水から15分程茹でる。
②空豆はさやから豆を出し、黒い部分の反対側に1㎝程切込みを入れる。新じゃがの茹で上がり時間の2分前になったら、鍋に塩を2つまみ程入れ、空豆を茹でる。
③明太子は薄皮を取り、マヨネーズと混ぜ合わせておく。
④②が茹で上がったら、新じゃがは乾煎りして水分を飛ばす。食べやすい大きさにつぶし、塩をふる。空豆は切込み部分から皮をむく。
⑤③で④を和えたら出来上がり☆
●○栄養メモ「ジャガイモの皮は捨てないで⁉」○●
ジャガイモの皮の部分には、ペクチンという食物繊維が多く含まれています。ペクチンは腸内の健康を保つほか、便を柔らかくしてすっきりと出しやすくする働きがあります。美味しい新じゃがの季節、皮ごと調理して、体に嬉しい栄養を丸ごと頂きましょう♪
頑固な便秘、高血圧、高血糖などでお困りの方、食生活を見直してみませんか?一人一人に合った食事のとり方をアドバイスします。まずはお気軽にご相談ください。
痔や便秘なのでお悩みの方は、京都で肛門科専門の渡邉医院でご相談下さい。
店舗名 | 渡邉医院 |
住所 |
京都府京都市上京区浄福寺通今出川下ル竪亀屋町255 |
TEL | 075-441-4303 |
URL | http://www.watanabe-arc.jp |
営業時間 | 【月~土 午前】9:00~12:00
【月・金 午後】17:00~18:00 |
営業日 | 休診日 : 日曜日・祝祭日 |
紹介文 | 肛門疾患に特化した、肛門科専門の19床の入院設備のある有床診療所です。外来の診察だけでなく、入院での手術・治療が可能です。年間約3,000人の新患の患者さんが受診されています。排便時の出血、痔核の脱出、痛み、かゆみなど肛門に係る不快な症状でお悩みのかたの治療を行っています。また、肛門疾患の原因でもある便秘の相談、治療も行っています。手術の件数は、月平均約50件、年間約600例です。肛門の三大疾患といわれている内痔核が50%、痔瘻が15%、裂肛が13%で、その他に外痔核が13%、その他9%の割合になっています。
お尻のことで悩み事があれば、ご相談ください。 |