肛門専門科_京都市

渡邉医院は日帰り手術もしています。

肛門科専門の渡邉医院(京都)では日帰り手術もしています。
例えば、
1)内痔核(いぼ痔)に対しては、パオスクレ―という硬化剤での痔核硬化療法、輪ゴム結紮法は日帰りで行っています。いずれの治療も麻酔の必要はなく、肛門鏡を使って内痔核に硬化剤を局注したり、輪ゴムをかけています。パオスクレ―による痔核硬化療法は注射後10分ほど休んでから帰宅してもらっています。輪ゴム結紮法は輪ゴムをかけた後、特に気分が悪いなどの症状がなければ直ぐに帰宅してもらっています。
2)血栓性外痔核は血栓が大きかったり、痛みが強い場合は、局所麻酔をして血栓を摘出します。手術をすることで、痛みはスットとれます。
3)内痔核や裂肛(切れ痔)が原因で皮垂(皮膚のしわ)ができることがあります。この皮垂も局所麻酔をして切除します。
4)肛門周囲膿瘍に対して局所麻酔をして切開して膿を出す、肛門周囲膿瘍切開術をしますが、この手術も日帰り手術で行っています。
血栓性外痔核に対して血栓を摘出する血栓摘出術、皮垂の切除、そして肛門周囲膿瘍に対しての肛門周囲膿瘍切開術を行った場合は、手術をしてすぐに帰宅して、出血などがあると困るので、手術後は、病室で1時間ほど休んでもらい、出血のないのを確認してから帰宅してもらっています。局所麻酔での手術ですので、麻酔はすでに切れた状態で帰宅してもらっています。

入院が望ましい手術

入院が望ましい手術は、やはりどんな肛門の病気でも根治術を行った場合は、入院が望ましいです。内痔核、痔瘻、そして裂肛に対してしっかりと根治術を行う場合は、局所麻酔ですが、しっかり麻酔の量を使います。痛みをとるだけでなく、十分に筋肉の緊張をとって肛門が十分に広がるようにしてからの手術になります。
1)内痔核(いぼ痔)に対して痔核根治術を行った場合。
この場合は、内痔核は静脈瘤ですので内痔核の根元にある動脈を糸で縛って出血しないようにしてから切除します。したがって術後の出血が一番の問題となります。
2)痔瘻に対して痔瘻根治術を行った場合。痔瘻は皮膚より深い部分にできます。したがって比較的深い傷になります。痔瘻根治術を施行した後の痛みは比較的楽ですが、やはり出血が問題となります。
3)裂肛に対して裂肛根治術を行った場合。
この場合も術後の出血等が問題になります。痛みは裂肛根治術後は楽です。
この様に、しっかりと根治術をした場合は術後の出血が一番の問題となります。
麻酔をしっかり量を使って麻酔する事、また術後の出血のことを考えると、入院での手術が望ましいです。

根治術も日帰り手術で行うこともあります。

内痔核や痔瘻、裂肛に対して根治術を行った場合も、日帰りで行うこともあります。
でも、日帰り手術を行うにはいろいろな条件が付いてきます。
1)一番は、自宅が渡邉医院に近いということです。やはり根治術後の一番の問題点は、術後の出血です。術後の出血は避けては通れない問題です。もし、自宅で出血が起きた場合も、直ぐに渡邉医院にこれることが必要です。2時間、3時間と渡邉医院までに来る時間がかかるとなると、入院が望ましいです。
2)また日帰り手術をした人のアンケートでは、「家に帰ってから、やはり不安だった。」との声があります。やはり何か不安があった場合は、直ぐに受診できる、渡邉医院までの距離が大切だと思思います。

根治術を行う場合は、基本は入院での手術を

やはり、内痔核や痔瘻、そして裂肛に対して根治術を行う場合は、基本は入院での治療が望ましいです。
でも最近は、家に介護をしなければならない家族がいらっしゃったり、小さなお子さんがいて、どうしても入院できない。など、入院できない事情もあります。また、体に障害がある方や、生活の環境が変わらないほうがいい方など、自宅での生活のほうがいいこともあります。
そういった場合は、日帰り手術を行うにはいろいろ条件がありますが、日帰り手術後の注意点などを理解していただいて、根治術でも日帰り手術を行うことがあります。

根治術をしてしっかり治したいが、入院できないと悩んでおられる人は、肛門科専門の渡邉医院(京都)で御相談下さい。
イメージ

医院情報

店舗名渡邉医院
住所 京都府京都市上京区浄福寺通今出川下ル竪亀屋町255
TEL075-441-4303
URLhttp://www.watanabe-arc.jp
営業時間【月~土 午前】9:00~12:00 【月・金 午後】17:00~18:00
営業日休診日 : 日曜日・祝祭日
紹介文肛門疾患に特化した、肛門科専門の19床の入院設備のある有床診療所です。外来の診察だけでなく、入院での手術・治療が可能です。年間約3,000人の新患の患者さんが受診されています。排便時の出血、痔核の脱出、痛み、かゆみなど肛門に係る不快な症状でお悩みのかたの治療を行っています。また、肛門疾患の原因でもある便秘の相談、治療も行っています。手術の件数は、月平均約50件、年間約600例です。肛門の三大疾患といわれている内痔核が50%、痔瘻が15%、裂肛が13%で、その他に外痔核が13%、その他9%の割合になっています。 お尻のことで悩み事があれば、ご相談ください。