人工木のウッドデッキが人気なのは、メリットがたくさんあるからです。
そもそも人工木とは、木粉とプラスチック樹脂を混ぜて作ったものですが、ウッドデッキの用途に十分適しています。
ここでは、そんな人工木のウッドデッキのメリットを3つチェックしましょう。
天然木との比較からも、ウッドデッキに適していることが分かります。

メリット1：「耐久性」が高い
人工木のウッドデッキは、高温＆高圧でプラスチック樹脂と木粉を混ぜたものを押し出して作られています。
天然木の場合、湿気を吸うことや害虫が寄りつくことが多いので、耐久性には欠けます。
しかし人工木は、天然木のように木材そのものではないので、耐久性の良さが抜群です。
害虫にも強いので、一度ウッドデッキを作ってしまえば、その後も安心して使えます。
長く使いやすいのが、最大のメリットと言えますね。

メリット2：安全性が高く快適
人工木のウッドデッキは、上から薬剤を塗る必要がないので、安全性に富んでいます。
天然木の場合は、ささくれが出やすいので安全性を確保しなければなりません。
また、塗料を塗り直すなどのメンテナンスも必要です。

一方、人工木は樹脂と木材で加工されて出来ていますが、その樹脂も食品容器などに使われるものと同じ。
ですので、お年寄りからお子様まで、人工木のウッドデッキで安全に過ごすことができます。
気になる色落ちもほとんど起こらないので、メンテナンスの心配もそれほど必要ありません。

メリット3：「汚れがつきにくい」から気軽に設置できる
人工木は、樹脂で加工されているので、水が染み込みにくい特徴があります。
逆に、天然木には水が染み込みやすいので、汚れも落ちにくいです。

人工木のウッドデッキは、高圧洗浄や水で簡単に掃除できるので、汚れても安心。
そのため汚れを気にせず、快適に使えるポイントが人気の理由です。
汚れが気になるBBQやガーデニングも、人工木のウッドデッキなら、思い切り楽しめますよ。

人工木のウッドデッキの主なメリットは、安全性や耐久性でしたね。
では、天然木と比較したデメリットにも迫りましょう。

天然木のような風合いが難しい
人工木のウッドデッキは、言わば「工業製品」です。
天然木のような個性に欠けるので、風合いが均一になります。
ただし、最近では木目のデザインを活かした、天然木のような人工木ウッドデッキもあります。
木の風合いを出したい方は、デザイン重視で人工木を選びましょう。

人工木材は天然木よりも料金が高い
人工木材のウッドデッキは、天然木に比べて料金が高いのがデメリットです。
しかし、その耐久性を考えれば、天然木よりもコスパが良いことが分かります。
耐久性や安全面、メンテナンスの回数で考えれば、料金が高いのも納得。
また、最近では人工木材のウッドデッキも安くなっているので、予算に合ったものもきっと見つかるはずです。

人工木のウッドデッキの相場は、20～40万円です。
これは、工事付の価格帯なので、人工木だけを購入してDIYした場合には、料金が異なります。
この相場は、サイズや人工木の種類によっても変わるので、予算に合ったウッドデッキを見つけましょう。

高級素材の人工木ウッドデッキは、メンテナンスの必要がないので、料金は上がります。
しかし、メンテナンス費用を考えると、コスパはかなり高いです。
初期費用はかかるものの、後の手入れが楽なことから人工木のウッドデッキは人気があります。
メンテナンスの必要性も含めて、人工木のウッドデッキの種類を考えてみても良いですね。

人工木は、風合いこそ天然木には劣りますが、耐久性や安全性の高さ、お手入れのしやすさなど、たくさんのメリットがあります。
家の外観をオシャレにまとめたい方や、日常生活をもっと楽しみたい方はウッドデッキを設置して、生活の楽しみを広げましょう！

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