ウッドデッキをDIYしようと思った時、問題となるのが土台であるウッドデッキの基礎作りです。
基礎をしっかり組まなければ、ウッドデッキが傾いたり、その後の作業がうまくいかなくなったりする可能性があります。
この記事では、ウッドデッキの基礎構造と必要なパーツの解説、基礎石の種類と選び方、ウッドデッキ基礎の作り方を紹介します。
初心者の方向けに、ウッドデッキ基礎を簡単にする方法についても紹介しているので参考になれば幸いです。
ウッドデッキをDIYしようと思った時、問題となるのが土台であるウッドデッキの基礎作りです。
基礎をしっかり組まなければ、ウッドデッキが傾いたり、その後の作業がうまくいかなくなったりする可能性があります。
この記事では、ウッドデッキの基礎構造と必要なパーツの解説、基礎石の種類と選び方、ウッドデッキ基礎の作り方を紹介します。
初心者の方向けに、ウッドデッキ基礎を簡単にする方法についても紹介しているので参考になれば幸いです。

ウッドデッキの基礎構造

ウッドデッキの基礎を作るにあたり、普段見慣れない単語が出てきます。
まずはそれぞれの単語の意味と、ウッドデッキの基礎構造を理解しておきましょう。
ウッドデッキの基礎は、主に以下の4つで構成されています。

・束柱:ウッドデッキを支えるための柱です。
・束石:束石は束柱を支える土台となる石で、束柱と束石で土台を組み立てます。
・根太:束柱の上に乗せて、デッキ材を乗せるための木枠です。
・根がらみ:束柱同士を固定して、動かないようにする板です。

以上の4つのパーツを組み合わせて、ウッドデッキを作ります。
手順としては簡単で、束石を置いてそこに束柱を立てます。
次に根太を取り付け、最後に根がらみを取り付けます。
今回は、ウッドデッキの基礎部分に絞って詳しく解説します。

ウッドデッキ基礎石の種類と特徴

ウッドデッキの設置場所がコンクリートであれば不要ですが、土や砂利の場合はウッドデッキがぐらつかないように束石を置く必要があります。
ウッドデッキの土台に使う束石について、どんな種類があるか理解しておきましょう。

◆羽子板付き束石
あらかじめ石に金具が付いているため、木材をビスやボルトでしっかりと固定することができます。
金具が付きの石で木材が組みやすいので、DIY初心者の方にとって設置が簡単でおすすめです。
子供が飛び跳ねても大丈夫な、しっかりしたウッドデッキを作る場合に向いています。

◆ピンコロ
立方体の四角い形をした基礎石で、ピンコロにウッドデッキを乗せて組み立てます。
本格的に固定しないため、作業が簡単で、簡易的なウッドデッキを作る際に向いている束石です。

◆コンクリート平板
平たい板状のコンクリートで、ピンコロよりも薄いのが特徴です。
ただし厚みがないため、軽量なウッドデッキを設置する場合に向いています。
頑丈で重いウッドデッキの場合は、重みで壊れてしまう可能性があるので注意が必要です。
それぞれホームセンターなどで、1個あたり1000円前後で購入できます。

ウッドデッキ基礎の作り方

ウッドデッキの基礎に使用する束石を用意したら、いよいよウッドデッキ基礎の作り方に入ります。

【束石の設置場所を計測する】
ウッドデッキの基礎となる、束石を置く場所を決めます。
メジャーで長さを測り、タコ糸などを使って地面に印をつけます。

【束石を置く場所に穴を掘る】
束石を置く場所を決めたら、石を置く場所にスコップで穴を掘ります。

【穴に砂利やモルタルを入れる】
ここがウッドデッキ基礎作りの中で、最も重要な作業になります。
ウッドデッキ設置後に土台が傾いてしまわないよう、束石設置場所の地面をしっかりと固めておかなければなりません。
掘った穴に砂利やモルタルなどを入れて、しっかりと地面を踏み固めます。
地面の状態によって、穴に入れる材料が変わるので注意しましょう。
地面が盤石な場合は、砂利を敷いてその上に束石を乗せます。
地面が柔らかい場合は、モルタル(砂とセメント)を敷いて、その上に束石を固定します。
ウッドデッキ設置場所がコンクリート面の場合は、砂利などは不要で、ゴムシートを敷いてその上に束石を乗せるだけです。

【束石を水平に設置する】
水糸と水平器を使って、水平をとります。
ウッドデッキが傾いてしまわないよう、束石を水平に置くことがポイントになります。
地盤が軟弱な場合は、モルタルで水平に固定しましょう。

ウッドデッキ基礎を簡単にする方法

ウッドデッキ基礎作りが大変になってしまうのは、束石を全て水平にして高さを合わせる作業です。
穴を掘って束石を乗せて、水平になるように砂利やモルタルを入れて調整します。
高さが合わない場合は、再度束石を戻し、砂利やモルタルで調整し直さなければなりません。
この作業を、基礎石の数だけこなさなければならず、大きなウッドデッキの場合は基礎石の数が20個以上になることもあります。
せっかく全て設置し終わっても、一つ傾いている石があれば、また全体を調整し直さなければなりません。
この作業が、ウッドデッキのDIY初心者にとって難しいと感じるところでしょう。

【基礎作りを簡単にするには束石よりも束柱】
ウッドデッキの基礎作りを簡単にするためには、高さを束柱で調整することがポイントになります。
上述した通り、全ての束石を水平に設置するのは難易度が高く、とても大変な作業です。
初心者にとっておすすめの方法は、束柱の長さで水平を調整することです。

まとめ

ここまでウッドデッキの基礎構造とパーツの紹介、基礎石の種類や選び方、ウッドデッキの基礎作りについて解説しました。
ウッドデッキの基礎は重要な部分ですが、そのためにDIY初心者にとっては作業が難しく感じられる部分です。
まずはウッドデッキの構造を理解し、あらかじめ難しい工程のポイントを理解しておくことで実際の作業が楽になるでしょう。
少しでもウッドデッキ作りが簡単になるように、便利な道具を準備しておくことも大切です。
DIYでは難しいと感じた場合は、工務店などに設置を相談してみましょう。
店舗名株式会社タンセイ
住所 〒559-0024
大阪市住之江区新北島七丁目1番79号 4F
TEL06-6686-9812
URLhttps://www.tansei.co.jp/
営業時間9:00~18:00
営業日定休日 : 土、日、祝
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