ウッドデッキをキレイに保つために、定期的な塗装は欠かせません。
耐久性の良いウッドデッキでも、雨や汚れの付着によって傷んでしまいます。
塗装をしていればウッドデッキの表面をコーティングできるので、キレイなウッドデッキが長持ちするのです。
さて、そこで重要なのが、ウッドデッキの塗装方法です。
塗装の頻度や塗料の選び方など、事前にチェックしておきたいことはたくさんありますよ。
ここでは、ウッドデッキの塗装方法について、まとめています。
より簡単＆正しい方法で、ウッドデッキを塗装しましょう。
一度覚えてしまえば簡単ですので、マスター必須です。

ウッドデッキに塗装を施すにしても、道具が揃っていなければ始められません。
まずは道具を揃えて、塗装の準備をしましょう！

浸水性を解消！「浸透タイプ」と「造膜タイプ」の水性なら使いやすい！
ウッドデッキの塗装に欠かせないのが、塗料です。
塗料を使ったことがない方にとって、塗料選びは難しいと感じるかもしれません。
しかし、タイプで特徴を掴んでおけば、塗料選びも楽にできますよ。

【ウッドデッキの塗料のタイプ】
・浸透タイプ：木材が腐るのを防ぐ
・造膜タイプ：木材の表面の保護をする（水を弾いて浸水性を解消）

ウッドデッキのメンテナンスを怠ると、汚れや傷で徐々に木材にひびが入ります。
すると、木材の浸水性が強くなるのです。
それをブロックするためには、造膜タイプの塗料を使うこと。
特に水性塗料は使いやすく、初心者でも安心して使用できます。

道具を準備して塗装スタート！
塗料の他に、必要な道具も揃えておきましょう。
下記の道具を参考に、道具の有無もチェックしてください。

【ウッドデッキの塗装に必要な道具】
・水洗いをするためのアイテム：ほうき・デッキブラシ・ブラシ
・塗装をするためのアイテム：塗料・ゴム手袋・ビニール（ゴミ袋）・ハケ・ローラー・雑巾・養生テープ

これらの道具は、ホームセンターで簡単に購入できますよ。
使い捨てで使用できる道具も、塗装には便利です。

ウッドデッキの塗装に必要な道具が揃ったら、いよいよ塗装スタートです。
手順通りに、塗装を進めていきましょう。

【塗装方法】
1.水洗い（デッキブラシ）で、ウッドデッキの汚れを取る
2.2日くらい乾燥させる（乾きをチェックしてからスタート）
3.表面の汚れを落とす（しつこい汚れはサンドペーパーで削って落とす）
4.塗料をつけたくない部分を養生する（テープやゴミ袋等）
5.塗料を床板に1枚ずつ塗る
6.木目の方向にローラー（ハケ）を動かす
7.塗り過ぎた部分の塗料は雑巾（ウエス）でキレイにふき取る
8.乾燥させる（1日程度）
9.この工程を2～3回繰り返す

重ね塗りは、ウッドデッキが乾燥している状態を見計らって行います。
その方が、仕上がりがキレイになるのです。
晴れが続く日を選んで、丁寧に作業しましょう。

ウッドデッキに黒カビが生えてしまっても、お手入れでキレイになります。
木材の種類ごと、メンテナンス方法をチェックしましょう。

【黒カビのメンテナンス方法】
・天然木：サンドペーパーで磨く
・人工木：次亜塩素酸塩系カビ取り剤やカビ取りスプレーを使う

天然木の黒カビには、サンドペーパーが効果的です。
サンドペーパーで磨いた後、オイルステインなどのワックスを塗りましょう。
人工木は、表面にカビ取りスプレーをして放置します。
水洗いをすれば、黒カビもキレイに落ちますよ。

ウッドデッキを長持ちさせたいなら防カビタイプの塗料がおすすめ
黒カビには、防カビ効果の塗料がオススメです。
特に「浸透タイプ」の塗料は、内部から木材の老化を防ぎます。
さらに「造膜タイプ」も、耐久性面で優れているので、扱いやすさで決めましょう。
どちらの塗料も防カビ効果があるので、大切なウッドデッキを守れます。

ウッドデッキのメンテナンスは、箇所によって変わります。
劣化しやすい箇所（日当たりが良い平面）は、1年～3年の頻度がオススメです。
劣化しにくい箇所（デッキ床などの日当たりが弱い部分）は、3年～4年ごとのメンテナンスで問題ないでしょう。
ただし、表面の塗装がはがれている・ささくれがある・傷みが気になる場合は、その時にメンテナンスしましょう。
木材の痛みが悪化する前に塗装すると、長持ちします。

ウッドデッキの塗装は、自分で行う場合と業者に依頼する場合で費用が異なります。
下記の費用を、目安にしてください。

【ウッドデッキの塗装にかかる費用】
・業者に依頼：7～10万円（サイズによって異なる）
・自分で塗装：2万円前後

劣化具合によって、これらの費用は変動します。
自分で塗装する方は、施工費などを支払う必要がないので、安くなるのです。
初心者でも、塗装は比較的簡単にできます。
ですので、メンテナンスを自らするという方も増えていますよ。

ウッドデッキの劣化を防ぐためにも塗装は欠かせません。
定期的にメンテナンスをしておけば、ウッドデッキが長持ちします。
ウッドデッキのメンテナンス頻度は低いので、こまめに塗装を行う必要はありません。
一度、塗装でメンテナンスしておけば、長持ちするので安心ですよ。
時間がない方や、塗装に自信がない方は、もちろん業者を頼ってもOKです。
どちらの場合でも、メンテナンスを怠らないようにすることがポイントですよ。

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