ウッドデッキの掃除は、必要な道具を準備することから始めましょう。
下記に、ウッドデッキを掃除する際の主な道具をピックアップしました。
こちらを参考にして、準備をしてください。

【ウッドデッキ掃除に必要な道具】
・デッキブラシ・モップ
・ほうき
・高圧洗浄機
・雑巾（要らない布）

これらの道具は、ウッドデッキのホコリから汚れまでをキレイに除去するアイテムです。
また、ウッドデッキに使用される木材によっても掃除道具は違うことを覚えておきましょう。
さらに、安心して掃除を進めるために、木材別の掃除方法を次項からチェックしてください。

ウッドデッキを掃除する際は、木材の種類に気を付けましょう。
人工木（ハードウッド）は耐久性が高いので、高圧洗浄機を使用できますが、天然木など耐久性が低いタイプは高圧洗浄機を使用せずに掃除をします。
ウッドデッキが傷まないよう、ポイントを抑えた掃除方法を覚えてください。

ハードウッドの汚れには高圧洗浄機が使用できる
ハードウッドはソフトウッドよりも耐久性が高いので、掃除の頻度は少な目でも大丈夫です。
汚れが目立ってきた頃に、雑巾やデッキブラシで水洗いをしましょう。
汚れが落ちない場合は、高圧洗浄機を使用しても良いでしょう。

【ハードウッドの掃除ポイント】
1.ほうきで表面の汚れを取る
2.雑巾やデッキブラシで水洗いをする
3.高圧洗浄機で一気に汚れをオフしてもOK

ハードウッドには、高圧洗浄機も使えます。
時短でキレイにしたい場合や汚れがなかなか落ちない時は、マシンを頼って楽にお手入れしましょう。

天然木のウッドデッキはしっかり乾燥させること
天然木のウッドデッキも、ほうきで掃除をし、雑巾やデッキブラシで水洗いするのが基本です。
ハードウッドのような耐久性はないので、高圧洗浄機は使えません。
そして、水洗いをした場合はしっかりと乾燥させる必要があります。
天気や気温もチェックし、しっかりと乾く時間帯に掃除をしましょう。

ウッドデッキがキレイになっても、その下が…！
そんな場合も、掃除方法を知っておけば安心です。
早速、トラブル別の掃除方法をチェックしてくださいね。

雑草で埋め尽くされてしまった場合
ウッドデッキの下に雑草が生えてしまう場合は、雑草を除去した後に防草シートを敷きましょう。
ウッドデッキの下は、陽が当たりにくいので、防草シートを敷いてしまえばキレイに保てます。
一度、敷いてしまえば長持ちしますよ。

床下に落ち葉やゴミが落ちている場合
ウッドデッキ下の落ち葉やゴミは、床下に潜り込んで掃除をします。
ウッドデッキ制作時に、引っ掛け式の幕板にしておくと、簡単に外せます。
3ヶ月に1度程度、幕板を外して、ゴミを除去しましょう。

ドリンクの飲みこぼしや油汚れがある場合
ウッドデッキにドリンクや油汚れが染み込んでいる場合には、水洗い後に中性洗剤で掃除をします。
ドリンクの成分や油を浮かせて、拭き取ればキレイになるのです。
汚れの付着が分かった時点で、できれば早めに対処しましょう。

ウッドデッキに苔が付着している場合
ウッドデッキに苔が発生すると緑色になってしまいます。
実はこの苔、水洗いでかなりキレイになるのです。
ポイントは、以下を参考にしてください。

【苔の掃除ポイント】
・スポンジやデッキブラシに水を含ませる
・ゴシゴシと擦ればOK
・高圧洗浄機も時短で苔を落とせる

高圧洗浄機をお持ちの方は苔掃除にも使えるので、ぜひ活用してみましょう。
ただしその際、水圧には注意です。
木材が傷まないような圧力で、丁寧に苔を落としていきましょう。

マンションベランダにウッドデッキがある場合にも、掃除が欠かせません。
しかし、マンションでは大がかりな掃除ができない場合も多いです。
実際は、身近な道具を使ってこまめに掃除をすれば、十分にキレイになりますよ。

たわし・デッキブラシでこまめに掃除を
マンションのベランダは、お隣の部屋もあるので、大がかりな掃除は難しいです。
汚れがひどくなる前に、こまめに掃除をしておくことがポイントに。
たわしやデッキブラシで、ウッドパネルの表面を軽く擦るだけで、汚れは落ちます。
デッキブラシなら立ったまま掃除ができますし、マンションのベランダのような狭い空間でも大活躍しますよ。

ウッドデッキは屋外に設置しているため、汚れの付着は避けられません。
気が付いた時にさっと掃除できる道具を用意して、ウッドデッキをキレイに保ちましょう。
また、素材に合わせた掃除方法を心掛け、ウッドデッキが傷まないように気を付けましょう。