ウッドデッキに使われてきた天然木は、大きく分けると2種類あります。一つは柔らかいソフトウッドと呼ばれ、加工しやすく安価で、天然素材ならではの風合い・温もりが感じられ、特に日本人にはなじみもあり人気が高いものです。しかし衝撃に弱く、水分を吸収して腐食しやすくシロアリの食害が起こりやすい欠点があります。もう一つはハードウッドで、固く耐久性に優れますがその分加工しにくく高価です。
そこで当社では、そうした不満を解消するウッドデッキの木材、「ルチア・ウッド」を取り扱っています。廃材・廃プラスチックなどを再利用して製造された人工デッキ材(疑似木)の「ルチア・ウッド」は、安全性や耐久性が高く、コストパフォーマンスの良さで喜んでいただいております。原材料を数百ミクロンまで粉砕したものを成型加工して作る木質樹脂のため、吸水による劣化が少なく、天然木で見られるような腐食やひび割れ・ささくれが生じることがありません。また、滑りにくいため素足でも安心して歩くことができ、安全性に優れた建材です。留金具による間接ビス留工法を採用しており、床面にはほとんどビスが見えません。切断や穴開け加工など、木材同様の加工も可能です。カラーはKinako(ライトブラウン)とAnko(ダークブラウン)の利用しやすい2色をご用意しております。