高級 東京
黒留袖は既婚女性の第一礼装で、結婚式などの慶事のご衣裳として最も格式の高い着物です。
結婚式などおめでたい席では、新郎新婦の母親や家族はもちろんご親族の伯母などの立場でよく着用されます。これによって結婚式にご出席頂いた方々に新郎新婦の母親として感謝の礼を表すことになります。

「どのような留袖を選んだらいいかわからない」「大切な日にふさわしい留袖を選びたい」
「いい留袖を選びたいけど値段が気になる」と初めての方などはの選び方やレンタル方法で悩む方は多いです。
実際に私のところに「50代の新婦の母親で身長は152㎝ぐらいですが、この衣裳で大丈夫でしょうか?」とよくご質問をいただきます。皆さんご不安なようです。

そこで今回は結婚式用に留袖をレンタル時の料金や相場と、失敗しないレンタル留袖のポイントを紹介します。
最良の日にふさわしい留袖を選ぶために参考にしてみてください。

借りる方法によって変わるレンタル留袖の価格や相場はどれくらい?

留袖レンタルおすすめ
結婚式の為に留袖をレンタルする場合「式場や貸衣装店」それと「ネットでのレンタル」があります。
それぞれの相場やレンタルの料金や方法などで悩まれている方も多いと思います。
とちらにしようかと悩まれていると方のために、それぞれのレンタル方法のメリットやデメリットや相場を紹介します。

●結婚式場やホテルでの貸衣装

 この場合の特徴としては実店舗がありますのでネットでのレンタルより割高です。
相場としては50,000円~で高めですが品質は店舗によってさまざまで価格で決められないところもあります。
問題は留袖のランクです。結婚式場やホテルでは、その式場の考え方に大きく分かれます。
一般の人がどの程度のものか判断は難しいと思います。
もし気に入った柄がない場合や価格が高く感じた場合は式場に相談してみてください。その場合、その式場のチェーン等から取り寄せてくれたり、その他のランクの衣装のラインアップを紹介してくれることもあります。
しかし、見る目のある人が見れば結婚式場での留袖のレンタル料金の金額の割にはランクが低い感じがします。そういった意味では割高に感じます。

貸衣装店に足を運ぶことが出来る方でしたら、実際に目で見て触って、素材を確かめることが出来ます。柄の選び方で悩んでいる方は、現場のスタッフに相談しながら、試着も可能ですが全部を見ることは難しいです。

ホテルや結婚式場で借りる場合、結婚式や披露宴が終われば直ぐに着替えて返却できるというのが最大のメリットです。万が一当日借りた衣装などに問題があっても式場内の貸衣装店でしたら、すぐに対応してくれますので安心です。
着付けやヘアセットやメイクなども式場の美容室でお願いすれば簡単で当日は手ぶらで帰って頂けます。
予算に余裕があればホテルや結婚式場にある貸衣装店では10万円以上する刺繍は入った高級留袖も取り揃えていますので着物に興味がある人で余裕があればおすすめです。

和匠ではこれより高級な手刺繍や縫い取りが入った高級留袖も39,800円で提供しています。

一例です。参考にしてください。
実際に知人に聞いた話では、大阪の中級ぐらいのホテルは、一律5万円だそうです。
4柄の留袖が用意されていましたが1柄は見ることが出来なくて3柄から選ぶことになったそうです。

●知人や親戚から借りる場合

親戚きや友人から借りる場合のメリットは料金がかからないとことです。
知人から提供して頂いたご衣裳でしたら安心して使えます。大事にされて物をお借りできるのもよい点です。
ただし、お借りした着物は専門のクリーニング店に出さなければなりません。きれいにクリーニングしてお返しするのが基本です。飲み物をこぼしたりしてシミがついてしまったりしますと全損になってしまうこともあります。
留袖は高価なもので貴重品です。宅配などでトラブルにならないように、可能でしたらご自身で運ばれるのことをお勧めします。
お礼代やクリーニング代などを考えたらお店でレンタルした方が結果的には安く済むこともあります。


●ネットで留袖をレンタルの特徴と相場

ネットからレンタルする場合、とても安く、その相場は平均20,000円前後です。
結婚式場でのレンタルに比べてネットでのレンタルが価格の割には着物のランクは高めに感じます。
ネットでのレンタルは安からと言っても素材が悪いのではと思う方もあるかと思いますが決してそうではなく、その安さの理由は店舗などを持たないために人件費などの経費がかからないためです。

好みの留袖を自分の好きな時に探せることです。留袖のランクも把握しやすいといえます。
ただし、実際の衣装を事前に確かめることは出来ません。

価格はショップによってさまざまですが、1万円から5万円ぐらいのショップが多く見られます。高いところでは10万円ぐらいのところもあります。ショップによって価格帯は様々ですが、それを比べながら決められます。もちろん、価格は同じでもショップによって、衣装のランクは違ってきます。

デメリットは試着などは出来ませんのでネット上でデザインを見て判断しなければなりません。
着物に精通している人でしたらネットの画像を見比べてみて判断することは可能ですが
あまり着物に対して目の肥えてない人がネットの画像を見ても、モニター上で実際の素材の肌触りや色味、そして黒の深い色味、質感の厚みなどを画像から把握するのは難しいでしょう。

そのようなことから実際に商品が届くまで不安な方が多いようです。その場合ショップに事前に問い合わせしてみることをお勧めします。そのような不安に懇切丁寧に答えてくれるショップが安心ですね。一つの目安として各ショップに対してお客様の声がりますのでそれを参考にしてみるのもいいと思います。

和匠の評判はこちら
どうしてもわからない方には、初めての方にもわかりやすくどのような柄そしてお立場や自分に合うのか、何を基準に選んでよいのかわからない方はこの後の記事で紹介してますのでご覧ください。

●自分で購入する場合

ご自身で購入するよりも留袖はレンタルがおすすめです。
その違いは圧倒的な価格差です。
留袖の値段はデザインや加工方法などによって、いろいろありますがデパートなどで購入する場合は最低30万円~、平均でも50万円ぐらいはするでしょう。100万円以上するものもよく見かけます。
しかし、ネットでのレンタルでしたら、その価格は購入金額の1割以下で借りることが出来ます。
そして、襦袢や草履それにバックなど様々な小物もそろえなければなりません。

留袖は既婚女性の第一礼装ということで結婚式などで着用機会が限られています。
それに年齢に適した柄は変わっていきますので、せっかく買ったても着る機会は少ないです。
そして、着物は保管難しくてデリケートな絹素材はすぐに湿気によるカビや虫喰いやられることがあります。
そのようなことから着る機会があるときに毎回レンタルした方が保管場所などで悩むこともなく、総合的に判断してもネットでのレンタルがコストパフォーマンスがいいです。

レンタル前に知っておきたい留袖を選ぶときに注意すべき点は?

レンタルの相場がわかれば黒留袖を選ぶのですが、めったにない機会ですので、いきなりショップなどで留袖を選ぶといっても戸惑う人もあると思います。留袖を選ぶ時の注意すべきポイントをまとめてみました。
◆新郎新婦の母親として選ぶ黒留袖

新郎新婦の母親としてご衣裳を選ぶ注意点としては、相手方がありますのでお互いにバランスを考える必要があります。お互いに気まずい雰囲気になってしまいかねませんので、確認しておくと安心です。

そのうえで格式の高い華やかな柄がおすすめです。オシドリや鶴などの鳥のつがいや松竹梅は縁起がよく、このような古典な絵柄は上品で母親として着る黒留袖としても人気があります。
集合写真を撮る際には最前列に座ることになると思いますが、本当にご自分が気に入った柄を選んで頂くとよいですね。

◆新郎新婦の既婚の姉妹や伯母など親せきとして着用する場合

30代前半までの若い方でしたら黒留袖の絵柄は大き目で明るい若々しい雰囲気のタイプがよいのです。
身長の低い人は柄の位置が低い留袖を選んで頂くと無難です。柄が低い位置の着物は落ち着いた雰囲気になりますので、若い方でしたら柄が前身いっぱいの高い位置の華やかな柄がおすすめです。
年配の方は柄が低い位置にありますと落ち着いた感じになります。周囲の反応などが気になるのでしたら古典的のな柄を選ぶと安心です。
年齢や立場で選ぶとはいえ黒留袖の場合は本人が一番着たいと気に入った柄を選んで頂くことが大切です。

留袖の絵柄としては下に詳しく説明しています。
高品質な留袖を低価格で提供しています。

留袖レンタル和匠では高級呉服店なみの品ぞろえと評判を頂いております。
生地は京都府北部の丹後地方で織られた上質な伝統の生地「丹後ちりめん」を用い。
染は京友禅染の伝統の技法を使って染め上げたものです。
黒染めには様々な技法がありますが、当店では青味の黒と赤味の黒をブレンドしたことにより、上品な深みのある黒染めを実現しました。その上質な素材と京友禅の技法によって染められた着物の黒は上質な肌触りと上品な光沢があります。留袖の質感や色味などお着物に対する質問があれば、ご遠慮なくお問い合わせください。

お祝いの意を込めた留袖を着たい!レンタルおすすめ柄は?

留袖の柄には様々な願いが込められています。せっかくの和装、紋様の意味を分かった上でレンタルしたいですね。実際の留袖の画像と共に、おすすめの紋様をご紹介致します。

◆夫婦円満・長寿を表す紋様

・鴛鴦(オシドリ)
「おしどり夫婦」の言葉に表される通り、おす(鴛)とめす(鴦)の仲が良いおしどりには、夫婦円満の願いが込められています。

・貝合わせ
平安時代の遊び、貝合わせをモチーフにした紋様です。貝をしまっておく六角形の箱は、貝桶と呼ばれます。蛤の貝殻が対になっているものでないとピッタリと合わないことから、夫婦円満を象徴しています。

・鶴
「鶴は千年、亀は万年」という長寿を祝う言葉がある通り、長寿を願う代表的な紋様です。鶴が寄り添う姿は仲睦まじさを感じさせ、飛翔する姿はこれからの成功を感じさせてくれます。

・松竹梅
冬でも青々とした松、成長が早くまっすぐ伸びる竹、寒い冬にいち早く花を咲かせる梅は、長寿や生命力を象徴しています。これに蘭を加えた紋様は「四君子」と呼ばれ、君子の資質を込めた縁起の良い紋として用いられます。

・菊
邪気を払い、長寿を願う花として用いられる紋様です。糸のように細い花びらの「糸菊」、隙間なく花びらが敷き詰められた「むじな菊」、饅頭のようなシルエットの「万寿菊」など、様々なバリエーションがあります。
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◆富貴・繁栄

・宝尽くし
様々な宝物を集めた紋様で繁栄を願う紋様です。願いの叶う如意宝珠や打出の小槌、危険から守ってくれる隠れ笠・隠れ蓑、薬や染料となる丁子、財宝を入れる宝袋、宝物庫を開くための宝鍵、金の重さを図る分銅といったお柄が散りばめられています。

・七宝
仏教の用語で、金・銀・瑠璃・玻璃・しゃこ貝・珊瑚・めのうの七つの宝を表します。単純化されたたデザインは上品な印象があります。繰り返し表された柄は「七宝つなぎ」と呼ばれます。

・扇
末広がりの形から、豊かに繁栄するようにとの願いが込められています。写真のような地紙のみの場合は「扇面(センメン)」、木製の扇は「檜扇(ヒオウギ)」と呼ばれます。


◆その他

・鳳凰
中国の伝説上の瑞鳥です。徳の高い君主が現れ、乱世を治めて平和がもたらされたときに姿を見せるとされています。

・花車
御所車と呼ばれる貴族の乗物に、四季の花々をあしらった紋様です。華やかなお席に相応しいお柄です。

・雪輪
雪の結晶の輪郭をモチーフにした紋様です。輪郭の中に花などをあしらうなど、組み合わせて用いられます。可愛らしさの感じられる紋様です。

留袖レンタル和匠では豊富な柄がそろっていますので是非ご覧ください。
【返却先】留袖レンタル 和匠 管理センター
601-8203 京都府京都市南区久世築山町461-1
TEL:075-756-8774
店舗名留袖レンタル 和匠
住所 〒615-0815
京都府京都市右京区西京極中沢町1-13 1-116号
TEL075-756-8774
URLhttps://www.ewaho.co.jp/
営業時間10:00~18:00
最寄駅西大路
アクセスJR西大路 徒歩17分 阪急京都線 西京極駅 徒歩15分
紹介文留袖をレンタルで着こなす~長い歴史によって磨かれた「和」のおしゃれをお楽しみください