着物一枚、帯一本が出来上がるまでには長い工程があります。糸を紡ぐ、糸を染める、生地を織る、下絵を描く、色を挿す、刺繍を施す、仕立てるなど、とても書ききれませんが、それぞれの工程に専門の職人を必要とします。そして仕上がった着物や帯を、今度は問屋さんを経て小売店に渡り、ようやくお客様の目に触れます。

着物を作るための工程を省くことはできません。それでも、可能な限りリーズナブルにお客様に提供するため、染色工場と直接取引をすることで、流通コストを大幅に削減しています。地の利を活かし、軽いフットワークで商品をご用意することができます。またお客様ご自身にネットで商品を選んで頂くため、店舗でのレンタルに比べて人件費等のコストも抑えることが可能です。

メンテナンスは全て自社で行っています。京都だからこそ専門の人材や設備の確保もしやすく、常に完璧な状態でお客様にお届けしております。留袖は婚礼という大切な日を彩るお召し物ですので、わずかでも傷があれば商品としての役目を終えたと判断し、メンテナンスではなく廃棄を致します。