「前世療法」を行う時にまず「退行催眠」から入る事がほとんどです。
「年齢退行」という言葉もありますが「年齢退行」という言葉は「退行催眠」とほぼ同じ意味だと思って下さい。
「 退行催眠」とは催眠で年齢をどんどん巻き戻す暗示を与えて、トラウマを受けた時代に戻り、自覚や克服などの心の処理を行って症状にアプローチする技法です。
催眠状態の中で貴方の今の年齢をドンドンさかのぼっていきます。
基本的に、20歳、高校生、中学生、小学校高学年、小学校低学年、3歳、胎児期、誕生の瞬間、の順に楽しかった記憶や印象深かった記憶を呼び起こします。
そうすることで記憶の通路がどんどん開いていきます。
中には「意識がハッキリしてるから、催眠にかかっていないようだ」と思われる方がいらっしゃいますが、心配はいりません。
催眠にかかっても意識はハッキリしているものです。
もし意識がなくなったら、催眠中の体験が思い出せず、全く意味がなくなってしまいます。
ハッキリとした意識の中で、過去の記憶、情景、感情が沸き上ってくるのです。
そして、みんな退行催眠から覚めても、その時の体験をしっかり憶えていらっしゃいます。
体験すると生き方が変わるかも知れませんよ!