消火器は「住宅用」と「業務用(住宅用以外)」に区分されています。
住宅用消火器とは、その名の通り一般住宅での使用に限り設置できる簡易な消火器のことです。
業務用に比べると消火性能が低いので、業務用が必要とされる場所に設置しても消防署には消火器として認められません。
点検の義務や色・デザインの規制もないので、カラフルでコンパクトなものが多くなっています。
対して業務用の消火器は法律上消火器が必要とされる場所に設置しなくてはならないもので、使用範囲や消火性能が住宅用よりも優れています。定期点検が義務づけられるほか、外面の25%以上を赤色にしなければならないといったようなデザイン上の規制もあります。