一般的に、外構工事として以下のようなトラブル事例が挙げられています。

＜予算の超過＞
・予想外の変更事項が生じてしまい、追加の工事を行うこととなった
・材料費が高騰してしまったため、コストがあがってしまった
・天災などによる影響で工事のやり直しや見直し箇所の発生を余儀なくされた
・曖昧な見積もりだったため、実際に工事で余分な予算を請求された

こうしたトラブルによって、余分な工事費用を請求してくる業者がいることも事実です。

そのため、上記のようなシチュエーションに陥ったときに、どのように対処してくれるかについて工事前に確認しておくことが重要です。言った言わないのトラブルに巻き込まれないためにも、事前に契約書に取り決めを盛り込んでもらうよう話し合っておきましょう。


＜品質の低下＞
・施工ミスによる完成品の品質低下
・不適切な設計によって品質に問題が生じてしまう
・使用する材料の品質不良によって、耐久性や美観に問題が生じてしまう

このようなトラブルにならないために、設計段階での確認作業を行うようにしましょう。

また、工事の進捗状況についても随時確認を行い、依頼者も未然にトラブルを防ぐよう努めることが肝要です。


＜工期の遅延＞
・資材の調達による工期に遅延
・天候による遅延
・許可や認可の遅延
・予測不可能な作業遅延

上記のような遅延リスクは常にあります。

そのため、トラブルを避ける意味でも計画段階で起こり得るリスクを踏まえたリアルな工期日程と、さらに余裕を持ったスケジュールを組んでもらうことを業者と話し合うことが重要です。