リフォームを行う箇所によって、使われる素材は大きく異なりますが、一般的には下記の素材はリフォーム時に多く使用されています。

〈木材（無垢材）〉
自然な風合いがあるため、多くの木材を使っている建物や自然派住宅、ログハウスなどとの相性は抜群です。

フローリングや壁、天井、キッチンカウンターなどさまざまなところで使用されています。

欠点としては、木材自体に調湿作用があるため、膨張や収縮により反りが発生することが多い。水に弱いなどのデメリットもあります。


＜複合フローリング＞
複数の素材を組み合わせた床材である複合具フローリング。天然木の風合いと耐久性を備えていることもあり、リフォームでの使用素材としてよく使われています。

また、無垢材よりもメンテナンスが楽で、コストパフォーマンスも良く、デザインの自由度もあるのも魅力です。


＜タイル＞
洗面まわり、キッチンまわり、風呂の壁などで主に使われています。

耐久性、防水性があるため、水回りにぴったりで、汚れも落としやすいメリットがあります。

また、カラーも豊富、多くのパターンが選べるため。オリジナリティ溢れるデザインにしたいという方にはぴったりです。

デメリットとしては、目地まわりが汚れやすいということ。こまめに掃除ができる人にオススメです。


＜モルタル＞
セメントに水と砂を加えて固めたモルタルも、リフォームではよく使用されます。玄関や土間の床で使われることでもお馴染みですね。

ただひび割れしやすいといったデメリットもあるため、使用する場合は事前にリフォーム業者に相談すると良いでしょう。


＜石材＞
よく使用されるものとしては、大理石、グラニット、クォーツが挙げられます。

高級素材としても知られている大理石は壁、床、カウンタートップとして主に使用され、その美しい模様で人気があります。

グラニットは耐久性がある素材で、さまざまな色と模様があるため、よくリフォームでは活用されています。

クォーツは人工石材のことで、耐久性があるのがウリ。主にシンクなどに使われています。

※今回は一部の素材を紹介しています