飼育下のウサギの場合、病気や怪我の原因の約80%が食事や衛生上の問題などで引き起こされるとされています。
食事は適切か、普段生活するケージは衛生的か、室温はきちんと管理できているか、一度見直してみましょう。
また、ウサギのような小動物は少しくらい体調が悪くてもそれを隠してしまう傾向があります。
以下のような症状が出ていたら病気のサインかもしれません。
早めに病院に連れて行ってあげましょう。
ウサギの不調サイン
・食欲がない
・よだれが出る
・うんちが出ないor小さい
・お腹が張っている
・元気がない
その①
毛球症(もうきゅうしょう)
毛づくろいなどで飲み込まれた毛が胃の出口で固まって詰まる病気です。
ウサギは飲み込んだものを吐き出すことが出来ない為、致命的な状況になることがあります。
原因としては被毛の手入れ不足や繊維質の少ない食事などがあげられます。
長毛種に多い傾向にありますが短毛種でも少なくありません。
→しっかりブラッシングすることや、適度な運動と干し草など繊維質の多い食事を与えることで予防できます。
その②
不正咬合(ふせいこうごう)
ウサギの歯は一生伸び続けます。
通常は上下の歯が噛み合って摩擦しあい適切な長さに保たれていますが、ケージを咬む癖や不適切な食事等が原因で正常な噛み合わせができなくなり、伸びすぎた歯が口の中を傷つけたりごはんが食べにくくなる病気です。
多くの場合、一度不正咬合になってしまうと元通りに戻すことはできません。
→牧草中心の食事を与えることで予防できます。ケージを咬む癖のある子は咬まない為の工夫が必要になります。伸びすぎた部分は病院で定期的にカットしましょう。
※最近では生まれつき噛み合わせの悪い子もいます。そういう子も定期的に歯のカットを!
その3
子宮疾患(女の子のみ)
避妊手術をしていないメスのウサギには子宮の疾患が多く見られます。
初期のころは無症状ですが、進行してくると外陰部から血や膿が出たり血尿が出たりします。
重篤になると食欲が落ちてきますが、裏を返せば、かなり末期になるまで食欲が落ちないので発見が遅れる可能性も。完治には外科手術が必要になりますが、老齢で発症した場合には麻酔リスクなども考慮しなければなりません。
→避妊手術を行うことで予防できます。避妊手術をしていない場合は定期的に健康診断を受けて早期発見することが大切です。
ウサギでも犬猫と同様に血液検査、エコー検査、レントゲン検査が可能です。
診察ではなく、日常ケアとしての爪切りや歯切りのみの来院でも受け付けております。
また、当院に併設されているペットホテルでは、ウサギなどの小動物のお預かりもしています。
当院のペットホテルは利用者の方々から口コミで評判が広がり、年末年始やゴールデンウィークといった長期のお休みの時期は大変混み合いますので、ご利用の予定がある場合には早めのご予約をお勧めします。
ご利用の際には、環境の変化によるストレスを最小限にするため、普段のケージやお世話に必要なものはご持参くださいますようお願い致しております。
もし万が一、宿泊中に体調不良等あった場合には当院勤務の獣医師が迅速に対応いたします。
飼い主さんが安心してペットを預ける事の出来る環境を整えて、皆さまの利用をお待ちしています。
店舗名 | 三ッ池動物病院 |
住所 |
〒230-0011 神奈川県横浜市鶴見区上末吉1-17-9 |
TEL | 045-520-2000 |
URL | http://www.mitsuike-ah.com |
営業時間 | 9:00~12:00/15:00~19:00 |
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クレジットカード | VISA,MASTER,JCB,AMERICAN EXPRESS |
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アクセス | ◆バスでお越しの方
【バス乗車場所】
JR線・鶴見駅西口12番のりば、市営バス(14・67系統)にて8分
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※駐車場5台完備 |
紹介文 | 三ツ池動物病院は
インフォームド・コンセント (=医師が病状や治療方針を分かりやすく説明し、患者の同意を得ること)の徹底を図り、ペットに優しく、飼い主様にご納得いただける診療を心がけております。 また、トリミングとホテルも併設しておりますので、ペットのトータルケアは当院におまかせください。 |