肩に痛みを肩関節周囲炎といい、肩回り全般の痛みのことを指します。ズキズキしたり、腕を動かすとピキッと痛んだり、しびれが出現することもあります。
患者様の中には、夜中寝ているときにする寝返り動作で痛む時がつらいとおっしゃる方がおられます。安心して安眠できず、寝不足になってしまうこともあると思います。
この記事では、重症化した例を下の文章にて紹介していますので、思い当たる方がおられましたら一読してみてください。
肩関節は靭帯や腱、関節包などの軟部組織の構成によって成り立っています。人体のどこかに障害をきたし、肩関節へストレスが生じることで、軟部組織が損傷されます。
早期から治療を開始し、可動域を確保することができれば治癒時のリスクが減少しますが、ほったらかしにしていた場合、損傷時の修復過程で生じる炎症でコラーゲン物質が滲出し、時間とともに固まって癒着してしまうことがあります。
靭帯の癒着や、石灰化してしまうことで鎮痛してからも可動域制限が出て、肩が上がらなくなったりすることも少なくありません。
また、無理に動かすことで再度炎症が生じ、夜間痛など夜も眠れないほどの悩みとなるでしょう。
上の表は肩関節の簡易的な参考可動域です。
個人差は生じますが、上記の角度で動作できるのが理想です。
ご自身で確認してみましょう!!
柔道整復学・理論編 改訂第5版より引用
ほしか鍼灸接骨院は患者様の痛みをとるために全力を尽くします。徹底的に問診と検査、生活背景や就業時の動作から悪影響を及ぼす点を読み取り、患部の治療と根本の原因を治療いたします。
肩関節の障害はマッサージで治ることは難しいでしょう。しっかり治療することで改善させることができます。固まってしまった肩は半年間の時間を要する場合もあります。
『もしかしたら』と感じたら、一度検査することをお勧めします。当院では徒手検査を用いてどの部分に障害があるのかを判断基準としています。
ご相談、ご来院を心よりお待ちしております。
ほしか鍼灸接骨院 スタッフ一同