足関節

足関節捻挫とは

足関節捻挫はスポーツ時の怪我で非常に多い怪我です。
足首の内反強制により起こる内返し捻挫と、外反強制により起こる外返し捻挫に分けられます。そのほとんどが足首の内反強制(内返し)により起こります。
クラブ活動などでは、ごくごくありきたりな怪我のイメージがあるため、スポーツ現場では『たかが捻挫』『1週間休んだら治る』などよく耳にします。甘く見ていると重症化、または再発のリスクが高まります。最初の治療で予後を左右します。
RICE処置といって、頭文字をとってつけられた方法で、足関節捻挫の最も知られる応急処置で知られています。この処置があるかないかで予後が大きく左右されます。

しかし、近年は応急処置で最も大切そうなイメージのあるアイシングについて疑問を持たれる意見も出てきました。このRICEを提唱し始めたDr.マーキンは

処置がなければ・・・

足首には複数の骨と、それを繋ぎ合わせる複数の靭帯が存在します。適切な処置がなければ、足首の靭帯が緩み、関節が不安定になって『クセ』になりやすくなります。靭帯は栄養する血管が乏しく、痛みがなかなかとれなかったり、痛みが取れても緩んだ靭帯の影響で不復帰してからの再発のリスクが高くなります。
現在、足関節捻挫をしている方は早めにご相談下さい。
AT-mini

当院の治療方針

当院では、捻挫はもちろん、怪我をしてしまった根本の原因を徹底した問診と検査で突き止め、患者さんと一緒に再発防止を考えていきます。
怪我に対しては、微弱な電気を用いて損傷した組織(靭帯)の修復を促す、マイクロカレントや、代謝を促進し回復を早めてくれるプロスポーツ選手も愛用している高気圧酸素ルームも完備しています。また、早期復帰のための初期リハビリテーションである簡単な筋力トレーニングやコンディショニングも積極的に行っています。
スポーツ障害でお困りの方は一度当院までお越し頂きご相談ください。