なぜ高血圧になるのか

高血圧は、
血液を運ぶ動脈に汚れがくっついて流れが悪くなると心臓は圧力を高めて末端の欠陥まで血液を流そうとします。
その結果、高血圧になるということです。

高血圧を放っておくと、
動脈硬化(高血圧になることで血管に圧力がかかり続けるために血管に弾力がなくなってしまう)によって脳卒中や心筋梗塞、慢性腎臓病、糖尿病性腎症などさまざまな病気の原因となります。

高血圧予防・対策(食事編)

〇減塩
→減塩した浅漬けなど調理方法を工夫する
→醤油の代わりに酢を活用する
→醤油さしを変更することで使用量を減らす

〇ミネラル・ビタミン補給
→新鮮な生野菜や果物を積極的に摂る

〇DASH食
→米国立保健研究所などが推奨している高血圧患者のための食事療法のことです。

①野菜・果物・低脂肪の乳製品を十分摂る
②肉類および砂糖を減らす

〇タウリン
→血圧を正常に保つ効果を発揮します。
魚介、特に貝類やイカ・タコ・魚の血合いに多く含まれています。

〇オメガ3
→体内のコレステロールを下げる働きをします。ごま油・シソ油・くるみ・チアシード・青魚・緑黄色野菜・豆類などの食品に含まれています。

高血圧の予防・対策(生活習慣編)

シンプルに、
規則正しい食事・睡眠・運動を行うこと。
そして適度な飲酒・煙草を控えることこそが高血圧の対策となり予防に役立ちます。

鍼灸治療は、
病気が原因で起きている高血圧には不適応ですが鍼灸治療を行うことで自律神経の調整により高血圧が改善するというデータがあります。

西洋医学と東洋医学を融合した治療を行うことで現在の症状を緩和させ、完治を目指すことこそが重要であります。