気のちから

〇臓腑や組織の働きを促進する作用
→身体の発育と成長、各臓腑と生理機能を促進する働きがあります。
臓腑の機能が低下すると、様々な不調が現れます。

〇身体を動かす作用
→【気】には動かす働きがあります。
【気】は、人間のすべての行動(呼吸・身体を動かすなど)の源です。
また体内の血や体液、排泄物を動かし、循環し代謝させることもしています。

〇身体を温める作用
→身体を温めて体温を維持する働きがあります。気が不足すると血などを動かすことができなくなるので手足が冷えます。
〇外邪の侵入を防ぐ防衛作用
→ウイルスや細菌など身体の外からの発病要因から身体を守る役割をもち、体表に見えないバリアのようなエネルギーを巡らせています。

〇内臓を固定し血液などが漏れないようにする作用
→内臓をあるべき位置に保って汗のかきすぎや血が脈から漏れないようにしたり尿漏れや頻尿、脱肛を防いでいます。

〇気化作用
→食べたり飲んだりしたものを栄養に変えて、不要になったものを排泄物として変化させる働きがあります。

〇全身に栄養をめぐらす作用
→気には栄養を含んだ営気が存在します。
営気には血管に入り血液と一緒に流れて各臓腑や組織を潤し熱を冷まして体温をコントロールする作用があります。

【気】を巡らせるオーガニック

オーガニックは、
化学的なものをできるだけ使わず、環境負荷をより少なくし、自然を大切にし、それが私たちの安全・健康増進にもつながるような考えを持っていることです。

つまり、
【気】は私たちの飲食物とふかく関わりがあるので自然にかなり近いオーガニックな食材や、素材を使用することこそが【気】を充足させるうえで重要なことであります。