連続 脱水機

食品加工に欠かせない脱水の工程

キャベツなどの食品がなぜ痛むのかを考えますと、その大きな要因は、食品内の水分にあります。
水分が多い状態では、どうしても細菌が繁殖しやすくなるからです。
そして、この細菌が腐食の原因となります。
古来から保存食は、天日干しにして乾燥させたり、塩漬けにしたりという工夫が行われてきました。
そして、これらの工夫は、食品の脱水につながっていることがお分かりになることと思います。
このように、食品の保存には、脱水という工程が必要不可欠なのです。
さて、現在では、電力の活用や技術の進歩で、脱水や乾燥の手間を大きく省くことができるようになりました。
冷凍食品、乾燥食品、惣菜など、わたしたちの生活に身近な加工食品の多くは、これらの工程を経て作られています。

脱水機は進化しています

では、脱水機の進化について確認してみましょう。
従来用いられてきた脱水機は、原料を「濾布」という濾過の工程で用いる布に入れて、機械にセットし、脱水が終了したら、人が取り出すという手間の掛かる作業でした。
この流れは、人の手が必要となりますし、誰かが脱水作業中に待機していなければなりません。
この一連の流れは、生産ラインを自動化し洗練させるうえで、大きな改善の余地があるとされてきました。
そこで開発されたのが、連続脱水機です。
この機械は、所定の大きさにカットされた原料をセットするだけで、連続的に脱水・排出することができます。
従来の機械に比べると、人の手がかかりませんし、脱水中に誰かが待機している必要もありません。
加えて、生産ラインが途切れることはありませんから、より効率の良い生産が可能となります。
また、衛生面でも進化を遂げてきました。
着脱可能なタイプでは、メンテナンスも簡単に行うことができます。

エムテックは、お客様の声をダイレクトに反映させます

私たちエムテック株式会社は、食品・飲料機器設備の技術開発を20年以上取り組んできました。
そして、食品の乾燥に不可欠な連続脱水機は、弊社が最も得意とする機器の1つです。
製品は、すべて弊社にて設計製作を行いますから、お客様の要望をよりダイレクトに反映させることができると自負しております。
お取引の流れは、お客様の要望を把握するところから始まります。
その後、工場を訪問させて頂き、お客様の要望と現設備の問題点について、現場で確認致します。
設置スペース、能力、性能、前後のラインとの融合性、ランニングコストを含めた価格など、総合的な観点から最適なプランを立て、計画書を作成させて頂く流れとなります。
新規の工場設立を検討している方、設備の改善を検討している方は、ぜひ、エムテックまでお気軽にご相談ください。