仕上げ磨き

『仕上げ磨きは何歳くらいまで行えばいいですか？』といった質問を受けることがあります。
はっきりと何歳まですればいいと言えるものではありませんが、一般的に8～9歳頃までは行った方がよいと思われます。
この時期は、永久歯に生え変わってくる大切な時期。生えて間もない歯は歯質が弱いため、しっかりとした歯磨きが大切です。お子さん自身がしっかりと磨けるまでは、ご両親がしっかりとサポートしてあげてください。

フッ素塗布

フッ素塗布とは、比較的高濃度のフッ素を歯に塗布することにより、虫歯を予防する方法です。
フッ素塗布の効果として、
①歯質を強くする
②虫歯菌の活動を抑制してくれる
③歯の再石灰化を促進

このような、効果が期待できます！

シーラント

奥歯の溝の部分に専用の樹脂を埋め込んで、その部分のむし歯を予防する方法です。
特に生えて間もない永久歯はまだ歯質が弱く、むし歯になりやすいため、効果的です。
シーラントはあくまでも予防処置です。シーラントをしたからといってむし歯にならないわけではありませんので注意してください。

乳歯のむし歯は治療は、むし歯の場所や大きさにより治療方法が違います。
お子さんが治療に協力的か、永久歯の生え変わりまでの期間、なども治療方法に関係してきます。

お口の中は普段は中性に保たれていますが、食事することで酸性になり、むし歯になりやすい状態になります。その後、唾液の働きで30分くらい経つと中性に戻ります。
食事の時間が長かったり、間食が多いとお口の中が酸性になる時間が増え、むし歯になりやすい状態も増えることになります。

むし歯菌は糖が大好物。食物中の糖を取り込んみ酸を出し歯が溶かされます。
糖分は甘いお菓子だけではなくジュースや果物にも含まれるので注意しましょう！むし歯予防には
食事の回数に気を付け、何も食べない時間を作ることも大切です。間食には気を付けましょう。