目次

1.はじめに
2.Q値とは?
3.UA値とは?
4.Q値とUA値の違い
5.Q値とUA値が家づくりに与える影響
6.Q値とUA値を改善する方法
7.まとめ

1. はじめに

注文住宅を建てる際、快適な住環境を実現するためには、家の「断熱性能」を理解することが非常に重要です。特に「Q値」と「UA値」は、家の断熱性能を示す重要な指標です。しかし、これらの用語が何を意味するのか、その違いは何なのかを正確に理解している方は少ないかもしれません。本記事では、Q値とUA値について、その意味、違い、そして家づくりにおけるその重要性について解説します

2. Q値とは?

Q値(キュー値)は、「熱損失係数」とも呼ばれ、建物の断熱性能を示す指標の一つです。具体的には、建物の外壁や屋根、窓などの構造体全体を通じてどれだけの熱が失われるかを示す数値で、単位は「W/㎡・K」(ワット毎平方メートル・ケルビン)です。この数値が小さいほど、建物の断熱性能が高いことを意味し、外部からの熱の侵入や、内部からの熱の逃げが少ないことを示します。

3. UA値とは?

UA値は、「平均熱貫流率」とも呼ばれ、建物の外皮部分の断熱性能を評価する指標です。UA値は、外壁や屋根、窓などの部位ごとの熱貫流率(U値)とその面積を加味して算出され、建物全体の断熱性能を表します。UA値も単位は「W/㎡・K」で、この数値が小さいほど建物全体の断熱性能が高いと評価されます。

4. Q値とUA値の違い

Q値とUA値はいずれも断熱性能を示す指標ですが、その焦点に違いがあります。Q値は建物全体の熱損失を一律に評価するのに対し、UA値は建物の外皮部分の平均的な断熱性能を示します。つまり、Q値は建物全体としてどれだけの熱が逃げるかを、UA値は外皮部分を通じてどれだけの熱が流れるかをそれぞれ評価するのです。

5. Q値とUA値が家づくりに与える影響

高い断熱性能を持つ家は、冬は暖かく夏は涼しく保つことができ、快適な居住空間を実現します。また、エネルギー効率が良いため、暖房や冷房にかかる費用を抑えることができます。そのため、家を建てる際には、Q値とUA値をしっかりと把握し、これらの数値を適切に管理することが大切です。
Studio78では、断熱性能(Ua値)0.6以下(※ZEH基準)気密測定(C値)0.5以下を標準仕様としております。

6. Q値とUA値を改善する方法

Q値とUA値を改善するには、まず建物の外皮部分の断熱性能を高めることが重要です。これには、断熱材の厚みを増やしたり、高性能な窓を使用したりする方法があります。また、建物の形状や設計を工夫することで、熱損失を減らすことも可能です。

7. まとめ

Q値とUA値は、家の快適性とエネルギー効率に大きく影響する重要な指標です。これらの値を適切に管理し、改善することで、快適で経済的な住まいを実現することができます。

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