今回は来年２月に行うイベントのお知らせです。

空亡という言葉をご存知でしょうか？

太古の昔、日数を数える際に人は指を折って数えていました。両手の指を合わせて全部で10本、ひと月はおよそ３０日ですので10本×3で３０日です。
始めの10日間を初旬、次の１０日間で中旬、最後の１０日間で下旬という具合に現在もその時の日数の数え方の名残りが残っています。
そしてその10の数を甲乙丙丁戊己庚申壬癸（こうおつへいていぼきこうしんじき）としました。これを天干（てんかん）といいます。
そして、地支の子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥と天干を組み合わせて干支（えと）としました。
天干も地支もどちらも五行（木火土金水）が配当されます。

甲乙が木、丙丁が火、戊己が土、庚申が金、壬癸が水となります。
子水、丑土、寅木、卯木、辰土、巳火、午火、未土、申金、酉金、戌土、亥水となります。

地支は12あるので、天干と組み合わせると2つ足りなくなります。地支は二つ余ることになります。
その余った二つの地支の日を「空亡」としたのです。
空亡とは、良いことも悪いことも通り過ぎる。空っぽ、不足などあまりイメージ的にはよくないのですが、五行の金の空亡の時は五行「金」に関わる人のみ、大吉となります。

五行（金）は五常という心のあり方では、「義」といって未来に約束する、腹をくくってこうなると決める、つながり、絆、献身、自己犠牲、夢を叶えるための潔い心持ちなどを表しています。

また易占では金の空亡は「金空即鳴」といって、金の空洞は鳴らすとよく響きますので、歌を歌う、声などの意味もあり、大吉を象徴しています。

この金の空亡の日に金の楽器シンギングボウルを響かせてさらに五常の義の志しを持って、未来にこうなると決める日を大吉にしてしまおうと考えたのが、このイベントの主旨です！

ぜひ「金」の象意に関係する方はご参加ください！
ご予約お待ちしております！