~東京から天使のスピリチュアル・メッセージ~ ~恋愛から仕事まで~

いくら生涯シングルでも普通な世の中とはいえ、やはり、独身の方にとって気になることといえば、結婚ではないでしょうか。
かなり前から「就活」ならぬ「婚活」も、計画的に行うべしという意見もありますよね。
婚期を逃してしまったなどと、焦る一方だったり、このままいい出会いがないのではないかと不安になったりすることもありますよね。
また、色々充実した人生を送ってきていても、ふとした瞬間に、「結婚したいな」「なんでこの年まで独身だったのだろう」と思ってしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、幸せな結婚をしたいからこそ、焦りは禁物。
今回は、結婚したいけれどなかなかいい出会いがない、結婚できないという悩みを持っている方に、スピリチュアル視点での考え方や解決方法を提案していきましょう。

◆お悩み別・結婚できない理由を見つめる◆

【ケース1~出会い自体がない】
恋人ができないという相談と、結婚ができないという相談は、少し種類が違います。
まず、恋愛は出会いや紹介があって始まりますが、結婚の場合はそれだけではチャンスが足りないと思ったら、新たなチャンスを自分で創り出す必要があります。
つまり、今、職場や身の回りに出会いがない場合、出会いが現れるまで待っているのはお勧めできません。
スピリチュアルの考え方では、出会いは必然であり、必要な時に必要な出会いがあるとされています。
しかし、自分から求める時、何も行動を起こさなければ意味がありません。
街コンや婚活パーティー、結婚相談所を利用したことや、お見合いを頼んだことがありますか?
ただ待っているだけでは出会いは訪れません。
最初は恥ずかしいかもしれませんし、勇気が要ります。
でも、一回でも婚活パーティーに出席してみたらこちらのものです。
数千円で参加できるものもありますので、気軽にエントリーしてみましょう。
そこですてきな出会いがあったらもちろんいいですし、なかったとしても、行動を起こすことで確実に気の流れが変わります。
まずは自分から行動していく勇気を持ちましょう。

また、いきなり婚活パーティーや結婚相談所に行くのはちょっと、という人は、普段積極的に出かけていますか?
もし、インドア派で一人で休日を楽しめてしまうなら、楽しみ方を少し変えるのがお勧めです。
色々なところへ出かけたり、趣味や習い事のサークルに出かけたりして出会いを広げてみると、ふとしたところで自然なご縁が生まれるかもしれませんよ。

【ケース2~好みの人が現れない】

婚活は積極的に行っているけれど、好みの異性がなかなか現れないと嘆いている人も多いですよね。
でも、よく考えてみてください。
あなたの理想、高すぎませんか?
美人でキャリアウーマンで料理も上手な女性で、なかなか結婚できない知人がいます。
彼女の理想は自分より収入が多くて学歴も高く、身長も高い人。
しかも、40代はだめ。(彼女は30代です)
いくら素敵な女性でも、条件を付けすぎてしまうことによって、本当はであってもいいはずのすてきな異性に出逢うチャンスを逃している可能性があるのです。
条件を付けないと変な人しか会えないんじゃないか、と心配することはありません。
自分が嫌だと思ったら付き合わなければいいだけなのですから。
それよりも、条件を付けすぎて逃しているチャンスの方がもったいないです。

年齢、身長、学歴などは、あまり条件に入れないほうが、素敵なお相手と巡り合える可能性がぐっと高まります。
それよりも、お互いを許せる人、お互いの自由を尊重し合える人を探すのがお勧め。
表面的な条件より、精神的に合う人をパートナーとして選べば、末永く幸せになれることでしょう。

また、自分がいろいろと条件を出してしまっているうちは、まだその時期ではない、という可能性もあります。
相手のいろいろなところが気になったら、少し間をおいて自分のやりたいことや仕事などに専念しましょう。
そうすることで、自分のオーラが輝きはじめ、人生の運気が動き始めます。
運気が動き始め、自分自身の次元が上がってくると、自然と良いご縁が生まれます。
もし、条件をいっぱいつけてしまってなかなか良縁に恵まれない人は、一度婚活から離れてみましょう。

【ケース3~恋愛はうまくいくのに結婚まで至らない】

特に女性で、かわいくてモテるのに、なかなか結婚しない人もいますよね。
はたから見ているとどうしてだろうと不思議に思うくらいです。
異性にモテてよく告白もされ、恋愛経験は多いのに、なかなか結婚できない方には特徴があります。
それは、男性の言いなりになってしまうこと。
美人で、よくいうことも聞いてくれれば、最初のうちや恋愛関係のうちは良いです。
でも、結婚は恋愛とはべつもの。
しっかりとした人生のパートナーをお互いに選びたいのです。
自信のない女性は良くも悪くもモテることがありますが、結婚相手には選ばれにくいのです。
まずは自分にしっかりと自信を持ち、自分の「好きだ!」と思える人とだけ付き合うようにしましょう。
そして、いくら好きな相手でも、自分の意見をはっきり言うこと。
はっきり言うというと、「きつく言う」のと混同しそうですが、そうではありません。
明るく、優しく、相手に自分の意思を伝えるだけでOKです。

また、本気で結婚を目指しているのにお勧めしないのが同棲です。
同棲をしてからうまくいく場合もありますが、逆に結婚を逃してしまい、特に男性は「このままでもいいか」と思ってしまうことも多いそうです。
さらに、両方の親にもなんとなく同棲よりもきちんと籍を入れるなら入れる、としたほうが、後々の印象もいいですよね。
もちろん同棲から幸せにゴールインしているカップルも多いですが、それは例えば妊娠などがきっかけのことが多いように感じます。

もちろん、あえて同棲を選択しているカップルはべつですが、結婚を真剣に考えているなら、同棲からの結婚には、あまり期待をしないほうがよいかもしれませんね。

【ケース4~結婚に逃げない】

「早く結婚したい」「なかなか結婚できない」と悩む理由は何でしょうか。
もし、今の自分に満足がいかなくて、ほかに幸せを求めた結果、「結婚したい」と思っているなら、ちょっと待ってください。
「そろそろ結婚したいな」と焦りなく結婚願望が生まれていたら、今まさに結婚適齢期です。
でも、もし今の自分に不満があって、結婚によって幸せを求めているのなら、まだ少し適齢期には早いかもしれません。
自分自身が輝き始めてからのご縁の方が、確実にいいご縁です。
それに、仕事や住居なら変えることもできますが、結婚や離婚にかかるエネルギーはその比ではありません。
もう少し人生を楽しんでから結婚したほうが、きっとすてきなご縁に恵まれますよ。

もう一つ、極端にお金や地位を目的とした結婚に憧れてしまうことも。
これも先ほどの結婚に対する逃げと同様、相手のお金や地位によって幸せになれると思いこんでしまっている恐れがあります。
すてきな生活に憧れることはもちろん良いことですが、結婚の目的がそれになってしまうのなら、少し待ちましょう。
そんなときは、まず、自分がすてきなお相手にふさわしい人になれるよう、自分磨きをするのがお勧めです。
立ち居振る舞いや言葉遣いに気を付けたり、習い事や美容に投資して、自分自身を高めていくのです。
そうしていくことでオーラが大きくなり、よりすてきな人とのご縁がつながっていく可能性が高くなります。

◆初婚平均年齢=適齢期 ではない◆

以前よりも初婚年齢は高くなってきていますが、今だと大体30歳前後にご結婚する人が多いようですよね。
そういった年齢に近づいてくると、自分が焦ってしまうのはもちろん、親御さんや周囲の人たちから言われることも多いと思います。
自分自身も、学生のころからの友だちや同僚たちが幸せそうな結婚をしていく中で、一人取り残されたりすると焦ってしまいますよね。
適齢期になっても結婚できないは、何か自分に悪いところがあるからではないのか? 直さなくてはいけないところがあるのではないか? そう感じてしまうこともあるでしょう。
でも、人によって結婚の適齢期はさまざまです。

離婚した人もしかり。
一度はうまくいかなくても、二度目で幸せを掴む人はたくさんいます。
それよりも、結婚できないから、離婚してしまったから、と言って自信を無くしてしまうのが一番良くありません。

周りで、もちろんあなたのことを心配して、「そろそろよね」と言ってくる人もいるでしょう。
特に親御さんはそうだと思います。
しかし、そのほかの友人や知人は、大抵何の気なしに言っていることが多いのです。
だからと言ってその人たちがどなたかを紹介してくれることは少ないでしょう。
そういう人たちの言葉に焦りを感じるよりも、「私は今、結婚したい人が現れていないから、まだ結婚適齢期じゃないんだ」ということを意識してみるとよいかもしれません。
高次のエネルギーが、「あなたにはまだやることがあるよ」というサインとして、結婚相手が現れていないこともあるからです。

特に、個性が強い人は婚期が遅めの場合があります。
これは、個性が悪いのではなく、個性的なゆえに、それを活かすほうが先だからです。
本当は強い個性を持っているのに、それを押し殺して周囲に合わせているうちは、釣り合った結婚相手は見つかりません。
自分自身の個性を認め、発揮し出したら、そこで初めて自分らしいステージに上がることができて、良い出会いにも恵まれるようになるのです。
まずは自分を見つめ、正直に、楽しいと思うことをちょっとずつでよいので始めていってみましょう。

◆結婚=幸せな人生 ではない◆

結婚さえすれば幸せになれる、今の自分がパッとしないのは独身だからだ、と思っているなら、もちろんそれは間違い。
今、充実感や幸せを感じていないのなら、だれかと結婚しても同じことです。
しかも、それと波動の合った相手しか現れません。

また、自分自身は心の中ではそれほど結婚を欲していなくても、周囲の人たちに言われると、なんとなく「結婚するのが当たり前なんじゃないか」「結婚しなくては一人前ではないのではないか」という気持ちになることがあります。
でも、偉大な人物で独身の人はたくさんいます。
聖職者などは特にそうですが、慈善事業などに積極的にかかわっている方、仕事に人生をささげている方、個を超えて社会的に大きな活躍をする方には、理解あるパートナーがいるからこそ偉業を成し遂げられる場合もあれば、家庭を持たないからこそ、その分社会に尽くす人もいます。
「でも自分はそんなに偉大な人物ではないのに」と思うかもしれませんね。
社会的な評価としては、有名人や有力者ではないかもしれませんが、それはあくまでも「社会的な評価」。
つまり、人間が決めたことです。
神の領域から観たら、社会的な立場によって、あるいは評価によってその人の価値は決まりません。

「結婚しなければならない」と、自分で自分を縛っていないでしょうか。
一度、自分はほんとうに結婚したいのか考えると、案外今の暮らしが好きだったりすることもあります。
そういうときに、無理して結婚しなくても良いでしょう

◆結婚するかしないかより、今を楽しむ◆

結婚できないと悩んでいる人の多くは、今の自分自身を楽しめていない場合が多いように思います。
それか、本当は結婚しなくても今の人生に満足しているのに、周囲の意見に押されている場合もあります。
ほんとうに結婚したいなら、自分から行動を起こしていきましょう。

でも、その前に、自分の人生をたっぷり楽しむこと。
人生を楽しんで自分自身が輝くと、オーラも輝き出します。
現状に満足していないなら、まずは自分が楽しいことをやっていくことで、自分自身のステージを上げましょう。それによってソウルメイトにも出会えるようになります。
ステージが上がってからの出会いは、今までとは全く別のものになります。
これは、結婚だけではなく、仕事やそのほかの人間関係全般に言えます。
それに、結婚するということは人生のパートナーを得るということ。
自分が一番いい時期、一番輝いて運気の良いときに出会ったパートナーは、きっと素晴らしい人です。

まずは自分自身を輝かせること。
お相手を探すのは、それよりも後に考えましょう。