ウッドデッキに使われてきた天然木は、大きく分けると2種類あります。一つは柔らかいソフトウッドと呼ばれ、加工しやすく安価で、天然素材ならではの風合い・温もりが感じられ、特に日本人にはなじみもあり人気が高いものです。しかし衝撃に弱く、水分を吸収して腐食しやすくシロアリの食害が起こりやすい欠点があります。もう一つはハードウッドで、固く耐久性に優れますがその分加工しにくく高価です。その両方の利点「安く、加工しやすい」と「耐久性が高い」を合わせ持つのが人工木「ルチア・ウッド」です。腐朽菌による腐食菌性試験で減少率が1/17、イエシロアリの食害試験では実に1/47と、天然木に比べて非常に高い耐久性であることが証明されました。「ルチアウッド」が選ばれ年間100万ｍ２もの案件に採用されているのはこのような理由があるからです。