インスペクションとは・・

インスペクションとは、調査、検査、視察、査察などを意味を持ちます。

ホームインスペクションはホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、住宅の劣化状況、欠陥の有無などを診断する、「ホームインスペクション(住宅診断)」の重要性が指摘されています。

検査・調査を行う者の技術的能力の確保や検査・調査の項目・方法のあり方についてガイドラインを提示し、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見極め、アドバイスを行います。
(公益社団法人 不動産保証協会HPより引用)
(公益社団法人 不動産保証協会HPより引用)

インスペクション(既存住宅診断)が制度化するきっかけ

既存の住宅を購入する際は、何千万円もの買い物なのに「築年数・見た目」程度で購入を決めていることがほとんどでした。

また、リフォームをする場合でも、古くなったから、傷んできたから、使いづらくなったから、などの理由で行うことが大半で、住まいの状態をしっかりチェックした上で適切なメンテナンスをすることはありませんでした。

しかし、少子高齢化や、住宅の性能アップにより、既存住宅の空家・空き部屋が増え続けてきていることにより、国の政策として、既存住宅の流通を活性化していくことが決まりました。

そのため、流通する住宅の状態を把握できるため『インスペクション(既存住宅診断)』のニーズが高まっているのです。

インスペクション(既存住宅診断)は、第三者機関が行なう

信頼性の高い住まいの「健康診断」です。
インスペクション(既存住宅診断)とは、一般的に住宅に精通したインスペクター(住宅検査士)・住宅診断士等が、第三者的かつ専門的な立場から、住宅の劣化状況、不具合の有無を見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。

医療で言えば、「人間ドック」に該当します。この数年、中古住宅市場を中心に普及してきました。
その検査結果により、より精密な検査や治療(補修やリフォーム)が必要かをご報告することが可能です。「ホームインスペクション」と呼ばれることもあります。

国土交通省では、中古住宅売買時に行われる住宅診断について、『既存住宅インスペクション・ガイドライン』(平成25 年6 月)を策定しています。

※インスペクション(既存住宅診断)結果で、補修やリフォームをした後、再度インスペクション(既存住宅診断)をする必要があります。

インスペクション(既存住宅診断)をお勧めします

◎既存住宅・マンションの購入
◎自宅の売却
◎自宅のリフォーム

建物の状況や不具合の箇所等をチェックし、検査結果を既存住宅の購入判断などに利用することができます。
建物の劣化状態の検査が中心で、劣化状態については、複数の項目で実施します。購入してすぐに大きな瑕疵が見つかり、その補修工事に大きな負担が生じることがないように、リスクを抑えるためにも有効です。

※床下や小屋裏も検査の対象となりますが、建物によっては点検口等がなく床下や小屋裏を確認できないこともあります。

インスペクション(既存住宅診断)を実施した既存住宅・マンションを購入した場合のメリット

◎独自の検査項目のチェックシートで専門家が検査するので安心感が増す。
◎不具合や改善点、補修が必要な箇所がわかる。
◎入居後に発生しうるトラブルを未然に予防できる。
◎報告書はリフォームや修繕工事を依頼するときの参考になる。
◎報告書は将来の売却時に「住宅履歴」として利用することができる。
◎中古住宅のメリット・デメリットを知った上で判断できる。

※上記のメリットはあくまで想定したものであり、保証するものではありません。

インスペクション(既存住宅診断)を実施した既存住宅・マンションを売却する場合のメリット

◎購入者に安心感を与えることで販売しやすくなる。
◎購入後のクレーム・トラブルを減らすことができる。
◎販売前に補修・リフォームすべき箇所がわかる。

基本的な調査範囲の料金・費用

5~7万円程度
既存住宅の広さなどで業者によって金額が異なりますので、ある程度の相場感は把握しておきたいですね。

料金は住宅診断会社によって、多少の差がありますが範囲内です。

床下や屋根裏へ進入して調査する料金・費用

9~14万円程度 上記には基本的な調査の範囲も含まれており、床下と屋根裏へ進入して移動可能な範囲でも調査を行うものです。

不動産業者にインスペクション(既存住宅診断)の話を持ち出した際に、否定的な言動・行動に出られたときや率先して住宅診断会社を紹介・斡旋すると言われたときには、十分に注意する必要があります。

大事な住宅購入の判断等のためですから、自分で考えて判断した方がより良いということです。 信頼性こそが最も大事な住宅診断ですから、注意したいですね。

中古住宅瑕疵(かし)保険

瑕疵(かし)保険とは、中古住宅の引渡し後に発生した雨漏りや構造的な不具合に対し、補修費用を保証する保険です。

瑕疵(かし)は、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分の欠陥を指しています。
インスペクション(既存住宅診断)を実施し、改善した、既存住宅・マンションを購入した場合に加入できます。