これからマンションに住もう！と心に決めていても、購入に踏み切った方がいいのか、それとも賃貸がいいのか…と、 決して安くない買い物なのでなかなか簡単には決断できないものだと思います。

資料請求をしてみたり、モデルルームを見に行っても決めきれない…価格の妥当性・部屋の良し悪し・賃貸に出した時の人気度など、プロでも見極めが難しいのに自分で選ぶなんてできない！
とゆう肩に購入か賃貸かの選択で後々後悔しないために知っておいてほしいことをいくつか紹介していきます。

まずは、もしマンションを実際に購入し、一定期間入居して売却した場合の費用と、同じ期間賃貸で住んでいた場合にどちらがお得なのかという点です。

例えば、結婚を機に5,000万円のマンションを購入したとします。 入居してから10年が 経ち、子供の小学校入学を考えて引っ越しをすることにしました。
その際に、この自宅はいくらで売れるのかを調べると、なんと購入時と同額の5,000万円で売却できた。つまり タダで10年間住めた。ということが実際に起きています。

負債が減った分、毎月の元本を逆に貯金していたと思えば気が楽なのも良い点ですね。

賃貸では、自分のマンションではないので当然売ることはできず、何も返ってはきません。
ただ永遠とお金を支払い続けるだけなのです。
同じ金額を支払うのであれば、賃貸よりも断然購入に決めた方がお得ですよね？
これは「自宅投資」と呼ばれる手法で最近注目されています。
また自宅購入者には「住宅ローン減税」 という仕組みで、最大毎年40万円！ 10年で最大400万円が戻ってきます。

賃貸に向いている方もいらっしゃいますし、購入だけが良いとは一概にはは言えません。
結婚や出産など、ライフスタイルの変化があった際にも住み替えが容易にできるのは賃貸の大きなメリットと言えます。
お客様それぞれに合ったご相談が可能ですので安心してご相談ください。

資金にもゆとりができ貯蓄がしやすい30代になると家族構成や将来の見通しがついてくる頃ではないでしょうか。３０代になると自宅の購入を考える方が多くいらっしゃいます。

今すぐの購入には踏み切れないけど将来は購入したいという方は、ひとまず賃貸でコツコツ購入資金を貯めるというのは有効な選択肢のひとつだと思います。

一般的には40代、50代と歳を重ねるにつれローン返済にあてられる期間が短くなり、借入審査が厳しくなります。
30代のうちにコツコツ購入資金をためていれば、借入額が減るので40代以降の審査を通しやすくすることも可能です。

転勤や子供の進路に合わせて間取りや住む場所を変えられるのは賃貸ならではですので、このまま賃貸に住み続けてもいいとも思います。
しかし賃貸に住み続ける場合は、30代のうちからリタイア後の生活費のほか、住居費のことを十分に考えておく必要があります。

20代・30代に比べ老後への準備期間が短くなってくる40代はリタイア後の住居費確保に目を向けていきたい時期です。
もし今後も賃貸に住み続けるのであれば、老後の住居費を蓄えておくのが安心かと思います。

50代に不動産購入の予定があるなら、少しでも多くの頭金を確保して借入れ額を減らすことが大切です。

40代で不動産購入を行うときには、相応の高額資金が必要になる事と、返済期間約20年と短期間で支払いきる必要があるという課題を認識しておかなければいけません。
いかにしてこの年齢までに自己資金を貯め、借入れ額を少なくできるかがポイントといえそうです。

賃貸vs購入というテーマに対し、こっちにすべき！と結論づけるのは正直難しいところですが、今の賃貸・購入の相場はもちろん、住まいに対する価値観そのものがこれからの数十年でがらりと変わります。
何が良いかはお客様それぞれ違いますので、賢い選択ができるように全力でお手伝いさせて頂きたく思います。