この記事を読んでいただいているということは、書道に多少なりとも興味を抱いている方かと思われます。
書道は文字どおり筆で書を書くことです。え、それだけ?と思われるかもしれませんが、本当にただ“それだけ”です。
とはいえ忙しい現代人には、じっくりと落ち着いて文字を書く機会というものがほとんどありません。そもそも筆を使うどころか、それ以前に鉛筆やボールペンで紙に文字を書くことすら少なくなっています。
その代わりにパソコンや携帯電話の液晶画面に向かって文字を“打つ”ことの方が多いのかもしれません。私たちにとって文字は既に“書く”ものというより“打つ”ものとなってきているのです。
つぎつぎ打って、打った文字はネット上の誰かに向けて送信し、終わった瞬間には、その文字はもう過去のものになってしまうのです。
■コース費用 | | 入学金 | 授業料 | 事務費 | 年会費 | 合計 |
随意科 | 週1回
| 10,000円 | 6,600円 | 500円 | 3,000円 | 20,100円 |
| 週2回 | 10,000円 | 13,200円 | 500円 | 3,000円 | 26,700円 |
| 学童部 | 5,000円 | 5,500円 | 500円 | 1,000円 | 12,000円 |
本科(月12回) | 各月納入 | 10,000円 | 19,800円 | 3,000円 | 3,000円 | 35,800円 |
| 半期納入 | 10,000円 | 107,800円 | 3,000円 | 3,000円 | 123,8000円 |
書道というものは、一画一画文字を書くこと重点をおいています。それらの動作に日常の生活では考えられないほどに時間を贅沢に使います。精神を集中してとめ、点、はらいを常に意識します。書道を習うといことは、そういった静的な部分において日常を丁寧に暮らすということに通じているのです。そして國際書道藝術学院はただ書を書くというだけではないさまざまな表現方法を学ぶクラスがあります。
例えば漢字というものは中国で生まれた動物の骨や亀の甲羅に刻まれた「甲骨文字」が発端と言われています。本来漢字はもっと立体的なものでした。それを現代風にアレンジし、芸術性を加えたものは刻字(こくじ)と呼ばれており、芸術性も高くインテリアや贈答品にも最適です。國際書道藝術学院には刻字科というクラスがあり、刻字を習うことができるのです。
もちろん書道においての基本中の基本といえる本科という楷書・行書・草書・かなの基本を学ぶクラスもありますし、幼児から中学生までが対象の、礼儀作法から書道の基本を指導する学童部というクラスもあります。学童部では夏休みや冬休みの提出課題(書初等)の指導も行います。希望者には硬筆指導も行っています。
また國際書道藝術学院では実技ばかりではなく、希望者には中国と日本の書道史の講義を受講することも可能となっています。
もし貴方が書道というものの奥の深さを感じてみたいとか、物質的な面だけではなく精神的に豊かな気持ちの日常に興味をお持ちなら、國際書道藝術学院で書道について学ぶということをおすすめいたします。