毛筆に関連する資格について

書道に関連する資格はいくつかありますが、公的資格としては「毛筆書写検定」があります。これは日本書写技能検定協会が開催しており、文部科学省認定の公的資格となっています。毛筆書写検定ということなので、この資格を取得することによって毛筆の力を検定してもらい、証明することができます。
試験には実技と理論の2種類があり、階級は5級・4級・3級・2級・準1級・1級の6つとなっています。
「書道師範免許」は資格とは違うのですが、自分が所属している団体の流派を他人に教えることを認められたら、取得できる免許の名称です。
また書道師範という肩書ですが、これはあくまで各書道団体がそれぞれのの基準で設けているものであり、資格としての統一された取得方法があるわけではありません。
そもそも書道の師範を取得するまでにかかる費用や期間、基準は画一的なものではないのです。
■コース費用入学金授業料事務費年会費合計
随意科週1回
10,000円6,600円500円3,000円20,100円
週2回10,000円13,200円500円3,000円26,700円
学童部5,000円5,500円500円1,000円12,000円
本科(月12回)各月納入10,000円19,800円3,000円3,000円35,800円
半期納入10,000円107,800円3,000円3,000円123,8000円
■各講座授業料
作品研究 初級3,300円
作品研究 中級4,400円
作品研究 上級5,500円
かな研究6,600円
刻字6,600円
篆刻6,600円
自由研究5,500円
通信教育6,600円
実用書道6,600円

硬筆に関連する資格について

硬筆に関する資格としては「硬筆書写検定」があります。これは日本書写技能検定協会が開催しており、文部科学省が認定する公的資格となっています。硬筆というのはペン字のことになりますので、この資格はその名のとおりペン字力を検定する試験なのです。
硬筆書写検定の試験はも毛筆同様、実技と理論の2種類に分かれています。階級も毛筆と一緒で、5級・4級・3級・2級・準1級・1級の6つとなっています。
これらは受験資格等などはありません。5級から受けていかなければならないといったこともなく、どの級からでも受験ができます。もし書道用具店や書道に関係するの仕事に就きたい考えている方がいらっしゃるならこれらの資格を取得することで有利になる可能性があります。

これらの資格を取得することによるメリットは何か?

國際書道藝術学院では、これらの書道の資格に対応している講座があります。資格を取得することが書道の目的というわけではありませんが、自分自身の努力に対して目に見える形で結果が出ることは、やはり励みになります。
ところで書道を教えることに、特別な資格は必要ありません。しかしもし将来貴方が教室を開いて人に来てもらおうとするならば、それなりのきちんとした肩書がないとなかなか難しいのが現状です。資格を取得することによって書道の教室の先生というだけではなく、書道の専門家としての肩書ができるわけです、その肩書は、未来の生徒さんやその親御さんに安心感を与えることができるのではないでしょうか。
この記事を読んで、書道の資格を取得することに前向きな気持ちを抱いていただき、資格取得に興味を持っていただけたのなら、國際書道藝術学院のさまざまなクラスをご検討下さい。貴方が興味をひかれる資格があるはずです。