『シンシア』とは『誠実な・正直な』という意味です。そんな動物病院でありたいと思い『シンシア動物病院』と名付けました。開業して20年、ホームドクターとして地域の皆さまに支えられ成長してまいりました。子犬・子ねこからその生涯を閉じるまで、多くのペットの一生を飼い主さまの傍らで見つめてまいりました。病気の予防・治療や飼育上のご相談などを通して、ペットと飼い主さまの楽しい生活に少しでもお役に立てることを願ってこれからも『シンシア』であり続けたいと思っています。
上大岡から10分の場所にある「シンシア動物病院」は、便利な鎌倉街道沿いにあり、港南区・南区からもアクセスしやすいです。もちろん駐車場も完備しておりお車でのお越しも便利です。日曜・祝日も平常診療を行っているため、ペットの急な病気やケガへの対応が可能です。
経験豊富な獣医師が、誠実・親切をモットーに丁寧に診察いたします。内容の大小問わず、ご相談も含めてぜひ当院にご連絡ください。なお、当院は待ち時間によるペットへの負担を考え、来院前のご予約をおすすめしております。
シンシア動物病院|初めて飼われる方や老後のケアについて
横浜市港南区最戸にあるシンシア動物病院ではペットを初めて飼われる方やペットの老後をどうやってケアしていくのか分かりやすくご説明しております。子犬、子猫のしつけや老後の生活や老後の食事に関して掲載しております。
GWは通常とおり診療いたします(月・木午後 休診)
当院は「動物取扱業登録病院」です。
年末年始・GW ペットのお預かりできます。
引き続き感染予防対策は講じてまいりますので、ご協力のほどお願い申し上げます。密を避け、うがい手洗いをこまめにしましょう。ご来院時の検温・消毒をお願い申し上げます。
《新型コロナウィルス感染予防のための当院の取り組み》
◇飼い主さま専用の手洗い場所と消毒液を受付に設置しております。
◇空気清浄機を設置し、換気を心掛けております。
◇お待ちの患者様の途絶えたところを見計らい、待合室の消毒拭き掃除をしております。
◆当院は比較的待合室が広めですので、患者さまどおし距離を置いてお待ちいただけるようになっております。
◆当院は90%以上の方が予約してご来院いただいておりますので、お待ち時間が少なく待合室での待機時間が少なくなっております。もちろん緊急時その他直接ご来院頂くことも可能で、速やかに診察できるよう最大限努力いたします。
◆狭い診察室内ではマスク着用のご協力をお願いしております。また、スタッフは常時マスク装着しておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
マイクロチップ装着と登録の義務化について
2022年6月1日より、「動物の愛護及び管理に関する法律」(以下動物愛護管理法)のうち、犬猫等販売業者が販売する犬と猫へのマイクロチップの装着と登録の義務化されました。
➀ブリーダーやペットショップは、犬猫を取得した日から30日以内又は販売する日までにマイクロチップを装着しなければなりません。
➁マイクロチップを装着した犬猫を購入した飼い主は、指定登録機関へ所有者変更の登録をしなければなりません。
➂販売業者ではないところから譲り受けたり、保護したり、自宅で生まれたりした場合、マイクロチップの装着は努力義務つまり必ず装着しなければならないものではなくまた罰則もありません。また、既にお飼いのペットも同様です。
➃令和4年6月以前からマイクロチップが装着されている犬猫を飼っている一般の所有者の方で「Fam」「ジャパンケンネルクラブ」「マイクロチップ東海」「マイクロチップ普及推進協会」「日本獣医師会(AIPO)」などに登録している方は、環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」で登録できます。
⑤マイクロチップの装着は動物病院ですることができます。装着・登録は有料となりますが、横浜市では装着・登録後申請すれば¥1500ーの助成金がでます。
猫の疾患の中でもっとも多いのが泌尿器疾患でしょう。泌尿器とは腎臓から尿管・膀胱・尿道までの一連をいい、高齢猫では腎臓・若~中年では膀胱炎などが多いように思われます。
膀胱炎の原因としては細菌感染に加えて、食餌・運動・生活環境や猫の性格などさまざまな要因が考えられます。膀胱炎の症状は、頻尿やしぶり・残尿感や血尿などが見られ猫に多大なストレスがかかります。また、膀胱炎や食餌・排尿回数が少なくて尿が濃縮されたりしてミネラル成分が析出して尿砂や結石を作ってしまうこともあります。そうすると慢性的に膀胱や尿道を刺激し、また尿道の細いオス猫では尿道が詰まり排尿できなくなるという重篤な状態に陥ります。
治療は抗生物質や消炎剤を使ったり、点滴をして尿を薄め排尿を促します。尿路閉塞になった場合は、急いで尿路の開通を行う必要が出てきます。再発をしやすい膀胱炎は、予防が重要になってきます。ミネラルの少ない食餌・十分な給水そして運動、トイレを清潔に保ち排尿を促すような工夫が必要です。
上記でも記したように、泌尿器疾患で特に問題となってくるのはオス猫の尿路閉塞です。もともと尿道の細いオス猫が、膀胱や尿道にできた結石により尿路閉塞を起こし、排尿できないまま放置すると尿毒症を起こし命に関わることもあります。こういった症状は繰り返すことも多く、そのたびに尿道やペニス先端が痛んできます。最終的な手段としては、一番詰まりやすいペニス先端部分を切開して広げ、雌の様な広い尿道開口部をつくる手術が必要になってきます。これを会陰部尿道瘻形成術といいます。
術式はペニス部分の尿道を縦に切開してひろげ、尿道粘膜と周囲の皮膚を縫合するものですが、どうしても皮膚が引っ張られて尿道側に埋没してしまい、開口部が十分な広さを確保できなかったり周囲の被毛が尿で汚れて不潔になったりしてしまいます。
シンシア動物病院では、この術式に工夫と手間を加えて改良した術式を取っています。尿道粘膜と皮膚の間に、剥がした包皮粘膜を挟んで縫い合わせる方法(山と民家との間の里山のようなスペースでしょうか?)により、周囲の皮膚が内反することを防ぐことができ、開口部がピンホールのように細くなったり汚れにくくすることができます。
猫の繁殖は一年中可能ですが、特に春・秋には子猫を保護する機会も出てきます。また冬に子猫を拾ってしまったら、特に気をつけなければいけないことがあります。
子猫を拾ってしまったら、まずその年齢(生後週令・月令)により確認してみましょう。
まだへその緒が着いているようなら生後数日~1週令でしょうし、目が明くのは生後10日~2週間です。生後4週間ほどで乳歯が生え始めるので、離乳を始める頃でしょう。
健康チェックをしましょう。カラスなのどに襲われている場合もあります、怪我などはしていませんか?栄養状態はいかがですか?ノミ・シラミなどの寄生虫はいませんか?猫風邪をひいて目やにや咳・くしゃみはありませんか?何か異常があれはすぐ動物病院へご相談下さい。
まだ歯が生えていない様なら猫用ミルクをスポイトなどで与えてみて下さい。歯が生えているようならミルクを混ぜた離乳食を与えてみて下さい。
飼われるにしても里親を探すにしても、動物病院やペットショップ・動物愛護団体などに相談してアドバイスを仰ぐのが宜しいでしょう。
子ねこを拾って育てるというのは本当にすてきな事です、きっと飼主さんにも幸せな日々が訪れるでしょう。もしも育ててみたいなというお気持ちがあったなら、どうかチャレンジしてみて下さい。シンシア動物病院はそんな方にできる限りのお手伝いをしたいと思っています。
《 子猫を連れて来院した際の初期費用の目安 税込 》
●初診・カルテ登録 ¥2,200
●一般身体検査 体重・体温・栄養状態と皮膚病のチェック
天然孔(眼鼻の風邪症状の有無、肛門や耳道の汚れなど) ¥0-
●10分程度の健康・飼育相談 ¥0-
●検便 ¥550〜1,100
《 以下必要に応じて 》
●寄生虫駆虫 ¥1,650前後 (1~2回推奨)
●3種混合ワクチン ¥5,500(子猫のうちは2回、以後年1回推奨)
●ウィルス抗体価検査(FIV・FeLV・FIP) ¥8,800
《 その他、治療は別途料金になります。》
①腎臓病
シニアの猫に多い病気といったらまず腎臓疾患でしょう。もともと猫は水の摂取量が少なく腎臓に負担が掛かりやすいと考えられていました。また、近年の研究では猫にはほかの動物よりあるたんぱく質が不足しているため急性腎疾患から回復しにくく、それが慢性腎不全へ移行していく事がわかってきました。腎臓の何と7~8割の機能が失われなければ臨床症状に現れないといわれています。静かに病気が進行し、症状がでた時には末期になっている事が多いのです。少なくとも4~5才頃から血液検査を定期的に行い、早期発見早期治療が長寿の秘訣になります。
多飲多尿、嘔吐・下痢、体重減少、貧血などが見られたら一刻も早く動物病院に受診しましょう。
②糖尿病
ペットも長生きするようになると人と同じ様な生活習慣病が現れてきます。高齢のペットに時にみられるのが糖尿病です。特にずっと太っていた猫が急に痩せてきたら要注意です。糖尿病とはご存知の通り膵臓で作られるインスリンが不足したりうまく作用しないことにより、血中の糖が細胞に取り込まれず様々な不調を引き起こします。これも血液検査で診断され、主にインシュリンの接種でコントロールしていきます。
③心臓病
特に猫にみられるのが心筋症でしょう。原因不明の心筋の劣化により心臓が拡張しうまく血液を排出できなくなります。当然体全体に血液が廻れず全身症状(特に肺)を起こしたり、血栓が足の細い血管につまり麻痺を起こしたりする重篤な結果を起こします。
④甲状腺機能亢進症
甲状腺から出るホルモンが過剰に分泌され全身症状を起こします。代謝が活発になるので見た目には元気そうに見えますが、実は全身の消耗が激しく心臓にも負担が掛かり、また痩せてきて気性が荒くなったりします。ホルモン分泌を抑えるお薬で緩和してあげる必要があります。
⑤泌尿器疾患(膀胱炎、尿路閉塞症)
中高年の猫に多くなります。膀胱や尿道に炎症を起こし、頻尿・血尿、しぶり等が見られます。特にオス猫では細い尿道が炎症や尿結石で閉塞し、排尿ができず尿毒症を起こすなど緊急事態になることもあります。尿が詰まってしまったらまず外科的に排尿処置をとり、慢性化した場合はオスの細い尿道を広げる形成手術が必要になったります。普段からトイレを清潔に保ち猫に気持ちよく排尿させるようにし、普段の排尿状態を把握していて異常が見られたらすぐ受診しましょう。泌尿器疾患予防の処方食は必須アイテムです。
①猫エイズ
猫免疫不全ウィルス(FIV)感染により発症します。主に感染猫との交尾・ケンカによる受傷が原因となるので野良猫ちゃん出身の子が要注意です。人のエイズと同様免疫不全になり抵抗力が落ちてしまい、症状は風邪の様な症状で様々です。残念ながらエイズの特効薬はありませんが、保存治療で普通の子と同じように長生きする事もできます。まずは血液検査をしましょう。
②猫白血病
猫白血病ウィルスは猫エイズとは別のウィルスですが、ほぼ同じような感染の仕方や同じような病態を取ります。
③猫伝染性腹膜炎(FIP)
世間が新型コロナウィルス感染症を知る前から、コロナウィルスは猫にとって非常に恐れられてきました。コロナウィルス(FcoV)というごく一般的なウィルスが感染して、極々稀に突然変異して病原性を発揮します。普通は猫の抵抗力によってウィルスを抑え込むのですが、極稀に発症して胸水や腹水、その他の重篤な症状を引き起こします。一旦症状が出てしまうと大変致死率の高い恐ろしい病気です。これは野良猫さん出身よりもブリーダ出身さんなどの密飼いの状況で出ることが多いように思われます。
残念ながら有効な治療法はなく、できる限り猫にストレスを与えず平穏な生活を送らせてあげるよりありません。もちろん感染した猫は隔離して飼う事が必要です。何か不定期な症状が続く時は血液検査(抗体価検査や蛋白分画など)をして万一に備えましょう。
④トキソプラズマ症
トキソプラズマという寄生虫の感染による病気で、人にも感染する人畜共通伝染病です。感染していない妊婦さんが初めて犬猫から感染すると問題になりますが、以前から飼育しているペットなら心配はありません。必要以上に濃厚接触は避け糞便処理などは適切にし、冷静な対応を取りましょう。
⑤猫フィラリア症
犬だけと思われていたフィラリアは実は猫にも感染するのです。本来の寄生主ではない猫では、フィラリアは犬の場合の様な生活環を示さず子虫を血液中に生むこともありません、主に肺に親虫が寄生して肺炎症状を起こします。秋口に猫が咳をしていたら要注意です、血液検査の抗体価やレントゲン検査で診断します。犬と同じように月一回の予防薬で予防できますので、転ばぬ先の杖…予防を考えてあげてください。
⑥ノミ・ダニ
最後にノミ・ダニの寄生によるトラブルのお話です。ノミは皮膚病やサナダ虫感染の原因になりますし、今話題になっている重症熱性血小板減少症候群はマダニから感染します。主に西日本だからと安心はできません、温暖化によりいつ北上してくるかわかりません。また日本紅斑熱やライム病もマダニからうつります。特に夏場は予防・駆虫薬でぜひ対処してあげましょう。
『シンシア動物病院』の裏には大岡川があり、その遊歩道には多くの地域猫がいます。その土地柄、子ねこを保護して飼い始めるという方も多いです。そんな拾われた子ねこが幸せに育っていく様子をみていくのは動物病院にとって何よりも嬉しい事です。当院自身も何度となく子ねこを拾って育て、里親に斡旋したりしてまいりました。また、『どうぶつ基金』に協賛し、のら猫の避妊・去勢事業に参加しています。不幸な猫を増やさない、一匹でも幸福になるチャンスを…というのが願いです。
シンシア動物病院は上大岡より徒歩10分、バス通りの鎌倉街道沿いにあり港南区・南区からでも非常にアクセスしやすいです。猫を愛する獣医師がお待ちしております。
猫のSOSが分かるアプリ
今日の読売新聞で、こんな記事を見つけました。 人間でもその日のバイタルがわかるアプリがあるようで
天候が不順な梅雨時は、泌尿器疾患をはじめ体調を崩しやすいペットが多く見られます。
下痢・嘔吐などの消化器症状から、食欲がない・覇気がないなどの症状など様々です。大したことないと軽く見ていたら、実は肝機能がとても低下していたなどといったケースも見られました。特に中年以降のペットは重篤な病気を隠している場合もありえます。ペットの状態をよく見守っていただき、少しでも異常がみられたらいち早く動物病院へご相談下さい。
また、ペットの異常をいち早く見つけるためには、4~5才位までは年一回、それ以上の年齢では年2回以上、健康診断や必要に応じての各種検査を受けられることをお奨めいたします。
ペットも飼い主さまも健康で、これからの行楽の季節を十分にお楽しみください。
犬に比べて予防など病院に掛かる機会の少ない猫は、潜んでいる疾患を発見しにくいものです。しかも猫はその習性から、自らの異常を隠しがちです。猫には猫特有の疾患があり放置することにより、そ回復率や寿命にまで影響しかねません。定期的に病院に掛かることで変化を知り、定期的検査をすることにより疾患をいち早く見つけ、猫の寿命やQOL(生活の質)を維持することができます。
シンシア動物病院では積極的に定期検診をお勧めしています。5歳以上の愛猫家の飼主さまにDMなどによりCAT・DOCKをお勧めしています。
ご興味のある飼主さまは、お気軽にお問い合わせください。
人に捨てられてた猫が、増えすぎたとの事でまた人の手で処分されようとしています。私たち人間はもっともっと考えて責任をもって行動しなければなりませんね。
TNRの活動にご賛同いただける方は、どうかご寄付・ボランティアなどのご協力をお願い申し上げます。
春先になると猫の繁殖が活発になります。不幸な子猫を増やさないため、早目の避妊・去勢手術を推奨いたします。
患者さんの Oさん
シンシアの患者さんのOさんは、家の近所のノラ猫を自腹で保護したり避妊・去勢手術をしたりする奇特な方です。Oさん
今日は大雨です 外の猫たちは…
今外は土砂降りです。関東地方も夜から警報級の大雨になるとのことで、スタッフの帰りが心配ですから病院の方も早めに
店舗名 | シンシア動物病院 |
住所 |
〒233-0008 神奈川県横浜市港南区最戸1-2-3 |
TEL | 045-714-1560 |
URL | http://sincere-ah.com/ |
営業時間 | 9:00~12:00(受付11:30まで)
16:00~20:00(受付19:30まで) |
営業日 | 休診日 : 月曜日・木曜日午後 |
最寄駅 | 京浜急行、横浜市営地下鉄線・上大岡駅 |
アクセス | 京浜急行、横浜市営地下鉄線・上大岡駅徒歩10分
バス
横浜市営バス・神奈中バス 向田橋停留所・徒歩3分
車
花之木インターから上大岡方面へ約2km
別所インターから上大岡方面へ約1.5km
駐車場5台
その他
・越戸橋交差点・向田交差点の間
・鎌倉街道沿い、日本生命のとなり
・ロイヤルホスト斜め前 |
紹介文 | 大切なペットは、家族の一員と言っても過言ではありません。そんな大切なペットの急病の診察を始め、皮膚炎やアレルギーへの対応も行っているのが、港南区にある「シンシア動物病院」です。最寄駅は、京浜急行及び横浜市営地下鉄線の上大岡駅となっておりますので、港南区内はもちろん、お隣の南区からのご利用も大変便利で、近隣地域からも多くの患者様にお越しいただいております。
また、シンシア動物病院では、ペットの診察の他にもトリミングやペットホテルのサービスも提供しております。宿泊を伴う出張や旅行の際にも、大切なペットをお預かりさせて頂きます。ペットホテルは完全予約制となっておりますので、予約をお取り頂いた上でお越し下さい。
シンシア動物病院は土日祝日も診療を行っておりますので、定期的な健康診断やフィラリア予防、また急な体調の変化にも慌てずに、いつでもご利用頂ける施設となっております。上大岡駅から徒歩10分とアクセスにも便利な立地のため、どんな些細な事でもペットの気になる症状がございましたら、港南区の当院までお気軽にお越し下さい。 |