上大岡 動物病院

港南区・南区からでもアクセスしやすいシンシア動物病院

シンシア動物病院は港南区上大岡駅から徒歩10分とアクセス条件も良く、港南区はもちろんお隣の南区や磯子区など近隣地域からも多くの患者様にお越しいただいております。また鎌倉街道に面し駐車場も完備しておりますので、お車でのお越しの方にも喜んで頂いています。

休診日は月曜・木曜午後で、土日祝祭日も診療を行っております。
診療時間は9:00〜12:00、16:00〜20:00(受付は30分前)と比較的遅いお時間まで診療しておりますので、お勤めから帰られてからのご来院も可能です。

お問い合わせは、お電話かホームページの「お問い合わせフォーム」より承ります。
ご来院の際、お電話にてご予約を入れていただくことで、お待ち時間が少なくなりスムーズに診療をお受けいただけます。
どんな些細な事でもペットの気になる症状がございましたら、当院までお気軽にお越し下さい。

トリミングやペットホテルのサービス、しつけ教室などもご提供しております。お気軽にご利用ください。
皮膚病
動物病院
ペット

地域の皮膚科専門医を目指す、上大岡にある動物病院

ペットが罹患する皮膚病には400種類以上の疾患があり、ペットの医療に関して知識のない方からすると、犬や猫を見ただけではどんな疾患に罹っているかなど詳しい状態の把握が難しい場合が多くあります。

当院では皮膚科には特に力を入れて診察を行っており、寄生虫、細菌・真菌感染症、アレルギー疾患、内分泌疾患、先天性要因、腫瘍、精神的要因など様々な原因から来る皮膚病をしっかりと見極め、的確施術してまいります。

《シンシア動物病院のこだわり》
◎見落とされやすい外耳炎では、外耳道の洗浄をこまめに施し耳道内を清浄化して良い結果を得るなど丁寧な治療をしています。
◎アトピーなど慢性的皮膚病には定期的に薬浴をして皮膚状態の維持をお勧めしています。当院でトリミングをされるペットは皆さまナノバブルオゾンシャワーを使い皮膚の活性化を促進しています。
◎また定期トリミングを介して、皮膚だけでなく総合的検診をしていち早く疾患を見つけるよう努めています。
◎転院で来られたような慢性化・重症化した皮膚疾患の患者さんには、皮膚専門病院を連携を取り、早期診断・最短治療に努めできるだけ費用をかけないよう努力しております。

皮膚病でお悩みの方は、まず当院にご相談ください。犬・猫のトリミングも承っています。
大切なペットをケア

トリミングやしつけ教室を通してペットの健康管理をしています。

シンシア動物病院では積極的にトリミングをお受けしています。動物病院でトリミングをする意味は?前にも申しましたように、特に皮膚疾患のペットにとって適切なシャンプーによって皮膚を清浄に保つことは皮膚治療の重要な要素になります。また皮膚の状態を把握する事で早期に治療を開始・変更を行え早期治療につながります。皮膚だけでなくトリミングの際のペットの異常、たとえば眼科・歯科疾患、呼吸異常や運動器の異常など…いち早く発見する事が出来ます。トリミングを通しての健康管理はペットの長寿にきっと役立っていると考えております。
当院ではペットショップで断られることも多い猫のトリミングも承っています。(但し、猫の性格・毛玉など被毛の状態の悪い場合は猫のストレスを考え、鎮静処置をする場合もあります)

また各種資格をもった先生(ベテランVT)が定期的に『しつけ教室』を開催し、子犬の頃から他犬との関わり・社会性を学び都会で楽しく暮らすスキルを身に着けてもらうようにしています。また、最近多いペットの『飼主さんとの分離不安症』などの都会ならではのお悩みにも対応させて頂いています。

ペットホテルも承っております。急なご用向きの時などお気軽にご相談ください(但しワクチン接種済み、など条件がございます。)

横浜市南区・港南区にお住まいの方、病気の事だけでなく、トリミング・しつけやペットの飼育に関しての事…何でもお気軽にご相談下さい。それぞれのスペシャリストがご相談に乗らせていただきます。

皮膚病治療のための当院のトリミングのこだわり

左:ナノバブルオゾンシャワー使用で、皮膚の殺菌・脱臭・清浄化を強化
中:天然ミネラルクレイシャンプー&パックで皮膚の汚れを除去し、被毛を保湿してツヤ・ハリを与えます
右:アーユルヴェータ・ハーブパックで皮膚を清浄化し被毛の保湿・潤いを保ちます

皮膚病の原因になる皮膚の寄生虫

①動物に見られる外部寄生虫
  ・ダニ類
  ・ノミ
  ・シラミ 
②外部寄生虫の感染症にたする役割
・機械的伝播...外部寄生虫(ノミ・ダニなど)がベクターとして機械的に病原体(細菌・ウィルスなど)を運搬する。
・生物学的伝播...病原体がベクター体内で増殖して、人などの動物にベクターが規制する際に感染する。
③ノミ・ダニが媒介する感染症の例 
  ◇ノミ ・ペスト  細菌
     ・バルトネラ(猫ひっかき病)  細菌 など
  ◇ダニ ・ツツガムシ病  ツツガムシ病リケッチア
     ・ライム  スピロヘーター科ボレリア菌
     ・回帰熱    〃
     ・日本紅斑熱   リケッチア 
     ・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)   SFTSウィルス など
④ノミ(flea)
 卵→幼虫→蛹→成虫 成虫のみが吸血し長期間宿主に寄生する。アレルギーの原因となる。
⑤ダニ(tick)
  節足動物、クモの仲間。
  野外に生息するマダニの多くは生涯で3回吸血し、2回脱皮する。生存には湿度・温度が重要。
  マダニの刺咬時期は4月頃から始まり、7・8月がピークになる。
⑥マダニ対策
  薬剤で予防が可能。
  雨上りの草むら・畑などは避ける。人は素肌をできるだけ隠す。出かけた後はボディチェックをする。
  表面に付着しているものはブラッシングやjテープで除去、食いついているものはピンセットなどで食いつい   ている部分から取り外す。素手で触らず、決して潰さない。

この時期ペットが野外に出る機会が多くなると思います。
近年騒がれているダニが媒介する感染症は主に西日本ですが、実は東日本のペットもかなりこれらダニの抗体を持っている事が調査でわかったそうです。...という事はいつ発症してもおかしくないわけですね。
人の場合、直接ダニに刺されて感染する場合と、ペットから感染する場合(ダニとりなどで)が考えられます。取扱いに注意されたうえで野外活動を楽しんでください。
左:ペットについていたノミ。体表を移動する事による掻痒感やアレルギーを引き起こす。
中:ペットの頭部に喰いついたダニ。局部に炎症を起こしたり、ウィルスなどを媒介して病気を引き起こす。
右:ペットの皮膚から除去したダニ。ダニの頭部を残さない様注意して除去する。
左:皮膚に寄生する疥癬ダニ。激しい掻痒感と炎症を引き起こす。
右:毛包に寄生するアカラス(毛包虫)。多くは自然に持っているがストレス・免疫力の低下などにより増殖して症状を引き起こすといわれている。

アレルギーが疑われる皮膚疾患

左:ノミ寄生により腰背部・臀部を中心に掻痒感があり、自虐的に咬んだり掻いたりする。
中:部分的に舐めこわし、脱毛している。
右:胸腹部を広範囲に、痒み・発赤・脱毛などの症状が見られた。
左・中:散歩から帰ると左顔面が著しく腫れていた。原因不明のアレルギーと思われる。
右:ドックランから帰宅すると体幹中心に全身に結節ができている。蕁麻疹と思われる。
左・中:下腹部~臀部にかけて広うもうして範囲にかゆみを伴う湿疹がみられる(粟粒性)。
    舐めこわして広く脱毛してしまっている。
右:接触によるアレルギーが疑われる。後足で掻きこわして著しい潰瘍になっている。

その他の皮膚疾患

左:手掌部の皮下広範囲に炎症・壊死を起こしている(蜂窩織炎)。
中:肛門腺嚢が化膿脱落して会陰部皮膚が自潰してしまっている。
右:皮脂性嚢胞。内部に白色の皮脂が詰まっている。
左:長毛たれ耳の犬の外耳道は蒸れて不潔になりやすく、外耳炎を起こしやすい。
中:熱湯を浴び熱傷を起こし、皮膚が壊死してか非常になっている。外科的に形成術を施行。
右:管理不足で毛玉を作り、またノミアレルギーを起こしている。ノミ駆除と薬浴を施行。

甲状腺機能低下症と疥癬症の治療症例

症例その1
シェルティー・オス・8才、メス・6.5才
オスは2〜3年前より皮膚炎発症し真菌症の診断で1~2回/週の頻度で薬浴するも改善見られず。来院時は全身の膿皮症と痂皮形成・色素沈着・落屑と軽度の掻痒感あり。メスはさほど掻痒感なく、被毛は脱毛・粗毛で色素沈着が見られた。どちらも肥満傾向にあり甲状腺ホルモン低下症を疑い、薬浴等対症療法と同時にTSHとT4測定を行った。結果TSH高値・T4低値の結果により、甲状腺機能低下症の診断をし、ホルモン剤投与により皮膚も好結果を得られまた生活態度でも活発になったとのこと。他にこの子らの子供2匹らもホルモン測定したところ、見な一律に低下症が見られたことより家族性の疾患と思われる。

症例その2
ボーダーコリー・オス・14才半
夏の初めより激しい掻痒感、近所のVETにて治療するも漸次悪化し同居犬や飼主にも痒みや湿疹発症。
当院来院時の症状は、耳介・肘部・顔面にて脱毛と大量の落屑・発赤と激しい掻痒感あり。臨床症状より皮膚疥癬症を疑い、皮膚スクラッチ検査をするも検出できず。
診断的治療としてイベルメクチンとその他抗生物質と痒みの対症療法を行い、一週間経過を見ることになる。一週間後には皮膚症状は劇的に改善し、その後3度の駆虫処置を行う。以後飼い主の都合でその後は診察できず。結果として、皮膚疥癬症と診断した。

当院のペットの痒みへの対処法

シンシアは比較的多くの皮膚疾患を見ていますが、ペットと飼い主さんを一番悩ませているのは「掻痒感いわゆる痒み」です。現代のペットに多いアレルギーやアトピーなどは、その原因となる抗原が一つ二つとは限らず複合的です。全ての抗原を除去することは困難であるため、どうしても「痒み」を抑えることが必要になってきます。もちろん他の原因、細菌・真菌感染や特に皮膚寄生虫が原因となるもの、心因性やホルモンによるものなど根本原因を突き詰めてその対処をせずに痒みだけ抑えるのは言語道断です。しかしその対処をしたうえでかゆみを抑えてペット(強いては飼い主さん)の不快感を和らげてあげることは大切です。

そこで獣医界で大いに貢献しているのは動物薬「アポキル」です。その有効成分は掻痒誘発性サイトカインを介したシグナル伝達を阻害して痒みの改善を導くそうです《能書きより》。今のところ目立った副作用もなく正しく使用すれば、多くのペットをその不快感から解放しているようです。ただし、症状によりますが毎日錠剤を一日2回投与し続けることに困難を感じる飼主さんも少なくなく、結構四苦八苦している方もいらっしゃるようです。

そこで近日発売されたのが「アポキル」の注射版にあたる「サイトポイント」です。これは掻痒感誘発性サイトカインのの抗体で、サイトカインと結合して複合体を作り中和してその働きを抑えます。およそ一月ごとの皮下注射でよいそうです。ただし一種の免疫抑制になるので、その使用は十分注意しなければならないでしょう。当院では飼主さん(ペットの意見はちょっと聞けないので)に十分ご説明したうえで、希望される方のペットに「サイトポイント」の使用を始めました。今のところ問題もなく、その効果があるとの声をいただいています。もちろんこれかけらも十分に経過を見ていくつもりであります。

2022年「ウェルネス健康プラン」の受付終了いたしました。

ウェルネス健康プランの受付は終了いたしました。

たくさんのご参加ありがとうございました。
今期一年ご愛犬の健康管理にご協力させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
店舗名シンシア動物病院
住所 〒233-0008
神奈川県横浜市港南区最戸1-2-3
TEL045-714-1560
URLhttp://sincere-ah.com/
営業時間9:00~12:00(受付11:30まで) 16:00~20:00(受付19:30まで)
営業日休診日 : 月曜日・木曜日午後
最寄駅京浜急行、横浜市営地下鉄線・上大岡駅
アクセス京浜急行、横浜市営地下鉄線・上大岡駅徒歩10分 バス 横浜市営バス・神奈中バス 向田橋停留所・徒歩3分 車 花之木インターから上大岡方面へ約2km 別所インターから上大岡方面へ約1.5km 駐車場5台 その他 ・越戸橋交差点・向田交差点の間 ・鎌倉街道沿い、日本生命のとなり ・ロイヤルホスト斜め前
紹介文大切なペットは、家族の一員と言っても過言ではありません。そんな大切なペットの急病の診察を始め、皮膚炎やアレルギーへの対応も行っているのが、港南区にある「シンシア動物病院」です。最寄駅は、京浜急行及び横浜市営地下鉄線の上大岡駅となっておりますので、港南区内はもちろん、お隣の南区からのご利用も大変便利で、近隣地域からも多くの患者様にお越しいただいております。 また、シンシア動物病院では、ペットの診察の他にもトリミングやペットホテルのサービスも提供しております。宿泊を伴う出張や旅行の際にも、大切なペットをお預かりさせて頂きます。ペットホテルは完全予約制となっておりますので、予約をお取り頂いた上でお越し下さい。 シンシア動物病院は土日祝日も診療を行っておりますので、定期的な健康診断やフィラリア予防、また急な体調の変化にも慌てずに、いつでもご利用頂ける施設となっております。上大岡駅から徒歩10分とアクセスにも便利な立地のため、どんな些細な事でもペットの気になる症状がございましたら、港南区の当院までお気軽にお越し下さい。