瘀血という悪い血を然るべき経穴から抜く施術法です。デトックスにもなります。

当院では「刺絡療法」に力を入れております。

指先の急所から血を抜く「井穴刺絡」の他、背中の急所から血を抜く「背部兪穴からの刺絡」の両方を行っております。

刺絡とは何か??どのような時に行うのか??
これから説明していきます!

神楽坂、飯田橋エリアではというか、「刺絡療法」を行っている鍼灸治療院は珍しいと思います。興味のある方は是非一度ご来院ください!!

刺絡って何??

ある症状に対して、痛む場所や症状がある場所ではなく、離れた指先もしくは背中の経穴(ツボ)から瘀血(悪い血)を出し様々な症状を改善させるという療法です。

これだけ見ても何のことか全く分からないと思います。
そして、そんなわけないと思う方も多いと思います。

東洋医学では、五臓六腑に通じる急所が指先と背中にあると定めています。指先のツボを「井穴」、背中のツボを「兪穴」と言います。

患者様の症状を、東洋医学的な考えで五臓六腑の病変として捉えます。

例えば、「喉の痛み」という症状ですと、カテゴリとしては肺呼吸器です。そこで、東洋医学では「手の太陰肺経」という肺に通じる経絡という体のラインを治療していくことになります。

上記の喉の症状だとすると、肺経の井穴である「少商」、背部兪穴である「肺兪」という急所から刺絡(血を抜く)をします。

実際は、肺経の井穴だけではなく、関連している井穴からも刺絡を行います。背部兪穴と組み合わせることもありますが、症状に応じて毎回行うわけでもありません。

刺絡療法は、瘀血という悪い血を外に出す療法で、場合によっては「デトックス」効果もありますが、やりすぎると体が弱ってしまう事もあります。

なので、たくさん血を出してくれとおっしゃる方もいますが、お身体を慎重に診させて頂いた上で刺絡をする箇所数や血の量を判断致します。

当院は、刺絡による様々な症状改善の事例があります。下の項の載せてますので是非ご覧ください。

何に効果があるの??

刺絡の適応症は、血圧の異常、脳卒中の予防、風邪、扁桃炎、ぜん息、更年期症状、神経痛、様々な頭痛、肩こり、腰痛、胃腸疾患、痔疾患 (じ) 、皮膚疾患、捻挫傷、下腿潰瘍 (かいよう) などに効果があるとされています。

ブリタニカ国際大百科事典より一部引用。

ネットの辞典にはそう書いてますが、要は血流が悪くなり、うっ血しているような状態の症状に効果が見られやすいです。

僕的に刺絡は何に効くかと言われれば、「それは「実証」による症状に効きます!」と答えます。
それでは、「実証」とは何か??ちょっと東洋医学の話をします。


東洋医学的に「虚実」というお身体の診方があります。

悪いものが溜っている、それにより強い症状が出ている身体の状態を「実証」といいます。
逆に、体が弱っている、体温が低い、元気がない状態を「虚証」といいます。

刺絡は、「実証」の状態の症状を緩和させるのに優れていると言えるでしょう。少なくとも、僕の今までの臨床経験ではそのように確信しております。

なので、身体が弱っている、脈が弱いなど患者様のお身体を僕が「虚証」と判断した場合は刺絡療法をお断りさせて頂く場合があります。

「虚証」の時の治療方針は、あくまで補法。身体に優しく温かく、足りないものを補うような施術をしていきます。

刺絡は「瀉法」にあたります。「瀉法」とは、身体が「実証」の時に使う治療方針です。
身体の中にある余分なもの、症状の原因となっているものを外に出すような、割と強い刺激を与えるような施術です。

それでも刺絡の場合、背中や指先から血を出す時はほとんど痛みを感じませんのでご安心下さい。専用の特殊な鍼(使い捨て)を使い、一瞬でわずか1、2ミリ皮膚を破るだけです。

僕が行った刺絡療法で、効果の出た症例の一部。

様々な症状で効果を挙げております。ここに、当院で症状が改善した症例の一部を紹介致します。

症例 1 痔疾患
排便時に毎回ひどい出血を繰り返していた、「いぼ痔」「切れ痔」と病院で診断された方。薬を飲んだり軟膏をつけてはいたが、ひどい時はそれでも症状が出てしまう。
気付かない内に出血していてズボンや下着が汚れてしまうこともあり、ひどく気にしたり臆病になってしまう。
大腸に通じる井穴と兪穴、及びその他数カ所からの刺絡を行う。施術後、排便時の出血がほとんどなくなる。その後、週1の刺絡療法で出血は起きなくなる。


症例 2 声が出ない(風邪による) 
風邪をこじらせ声が出なくなった。肺、呼吸器系に通じる急所からの刺絡を行う。その途中から音が発せられるようになる。刺絡後、しばらくしてから大分声が出るようになる。


症例 3 声が出ない(精神的+使い過ぎ)
学校の先生の仕事をされている患者様。部活の顧問などですごく忙しく、声もたくさん出し精神的にも身体的にも疲れていた。それにより3日前から声が出なくなり、何とか明日の授業と部活までに改善したいという事で来院された。まず、肺呼吸器系に通じる急所からの刺絡。その他関係してる急所からの刺絡を行い症状が徐々に改善。当院は日曜日も営業してるので、日曜日に刺絡を行いその後月曜日まで安静を指示。後日、ほぼ支障なく授業が出来たとの声を頂く。


症例 4 五十肩
肩を挙げるのが辛い患者様。当院の自信メニュー「動かすと痛い症状改善コース」で筋肉の調整を行っていると、最終的に指先の井穴を抑えると肩の運動時痛が和らぐという結論に至った。もう一度今度は東洋医学的にお身体を診させて頂き、すかさず刺絡を行う。すると、先程まで僕が指で急所を押えていると楽に動かせて、手を離すとまた元に戻っていた症状が、刺絡後は抑えてなくても動かせるようになった。


症例 5 甲状腺機能亢進症における身体症状
甲状腺機能亢進症と診断された患者様。血圧、脈拍が高く、イライラすることが多いという症状。東洋医学的にお身体を診て然るべき手足の井穴から刺絡を行う。
その直後の血圧測定では、最高最低血圧及び脈拍が下がり、正常範囲内に治まる。


症例 6 激しい肩こり
肩がとにかく凝る。なにをしていても辛いという患者様。筋肉をはじめに手技でほぐしその後、吸角を使い背中の固い筋肉に刺絡を行う。大分血が出たのでそれを抵抗がなければと、ご自身で見て頂く。これだけの物が溜っていたのかと驚かれ、身体が軽くなったと満足された。今までは、週に3回とかマッサージに通っていたのが、月2回の刺絡で症状があまり気にならなくなった。


症例 7 肩を挙げるのが辛い(50肩に近いが少し違う…)
最近、肩を挙げると肩の一部分が痛いという方。この患者様は、常日頃から大きな声を出すお仕事をされている。時には喉から血が出るほどに。そこで、肺呼吸器系の急所から刺絡を行う。これで改善した。
この症例で大切なのは、手の太陰肺経といって肺呼吸器に通じる経絡という流れが、鎖骨付近から肩を通って腕から前腕、指先に終わるということだ。この患者様の痛みの部分が、まさに手の太陰肺経の通り道にあるということだ。刺絡療法は、五臓六腑の症状以外にも筋骨格器系の症状を緩和させることもできる!

患者様の状態と、ご要望に合わせて刺絡療法、3つのコースを用意いたしました!

①井穴刺絡療法 あらゆる症状をお持ちのあなたへ。手足の指先のツボから血を抜きます。

指先から血を抜く井穴刺絡療法。約一時間で12、000円です。

上記にもありますが、五臓六腑の症状や体が盛んになっている「実証」の患者様にお勧めです。

②背部兪穴からの刺絡とマッサージ 筋肉をほぐし、硬い部位から直接溜っている瘀血を抜きます!

約一時間で12、000円です。

ちょっと衝撃的な写真ですが…。
こちらのコースは背中、腰、肩がとにかく辛い方に非常にお勧めです!!

まず、腰、背中、肩をマッサージでほぐしていきます。
その後、背中の急所や硬い部位から吸角を使って刺絡を行います。

となりの写真でも見られますが、場所により血の出具合が違います。
それは、経穴的な体の反応として捉える事ができると思います。

例えば、腎臓の急所よりも、肝臓の急所の方が多く血が出ているなどそこからも様々なお身体の情報を得る事が出来、次回以降の施術方針に役立てる事が出来ます。

終わったあとは、刺絡を行った部位に跡が付きます。通常は1、2週間、最高でも3週間もあれば消えますのでご安心ください。

施術後は、背中が軽くなったと皆様おっしゃいます。背中が硬い、何をやっても辛い方は是非一度試してみてください!

③井穴 背部兪穴からのダブル刺絡療法  強い「実証」の方へ!鍼灸技における究極のデトックス!

約一時間で 12、000円です。

問診、脈診、腹診、舌診、募穴診という東洋医学的な見地から患者様のお身体を診させて頂ききます。そして然るべき、「井穴」「背部兪穴」から有り余っている血を抜きます。

身体の不調や内臓への負担が気になる方、デトックスしたい方、あらゆる療法を受けたけど効果がなかった方、是非一度受けてみてください!!

お辛い症状をお持ちの方、様々な療法を試しても効果がなかった方、是非一度お問合せ下さい!!