確かに、個人でスクールをされている、ヨガインストラクターの方からの商標登録のご依頼はとても多いです。ヨガだけでなく、例えば、ピラティス、スポーツトレーナー、整体、整骨、マッサージ、カイロプラクティック、スピリチュアルのヒーリング、ダイエット、ファスティング、エステetc. 人体の健康や美容に関する指導をしているインストラクターやトレーナーの方から商標登録のご相談がとても多くなています。
ヨガ関連でいいますと、ヨガスクールの名前や、オリジナルのヨガのメソッドの名前などが主に商標登録すべき対象です。
最近は、インターネット社会の影響で、特に健康や美容に関する業界は、活躍しているヨガインストラクターのメソッドの名前や、スクールの名前が一瞬で世の中に広まるようになりました。その結果、これを真似する人も非常に多くなっています。
真似をされるだけならば良いかもしれませんが、真似をした人が、先にこのヨガのメソッドの名前やヨガスクールの名前を商標登録してしまったら大変です。最初に使っていたのは自分のはずなのに、急に、自分はそのメソッド名やスクール名を使えなくなるのです。
また、もっと最悪のケースとして、真似をした人が質の悪いサービスをして事故を起こして本家の先生の評判に傷がつくケースもあります。
ヨガの分野では大きな事故というのはあまりないかもしれませんが、人体の健康に関わる業種ですので、念には念が必要です。