福岡市 債務整理

とかくマイナスイメージが強い「自己破産」

世間的には、マイナスのイメージが強い「自己破産」。
確かに、自己破産をしたということは、抱えた借金を返済できなくなり、債権者に対して迷惑をかけたことを意味します。その意味で、自身の経済的信用度が低下するのは致し方ありません。
しかし、返済不能な借金をそのままにして(なんとか完済する努力して)生活するよりも、裁判所の力で借金をゼロにして再スタートするのほうが、将来、経済的に幸せな場合があり得ます。

というのは、自己破産した場合の主なデメリットは、信用情報機関に5年~10年マイナス情報が保存され、ローンが組めなくなったりすることが挙げられますが、逆にいえば、10年を経過すれば不利益がないといえるからです。

また、支払い不能に陥った原因(自己破産に至った原因)は人それぞれです。
保証人になって、保証倒れで支払い不能になった人であれば、ある意味運が悪かったといえるでしょう。その場合、周りの人の援助を受けやすいかもしれません。
ギャンブルや浪費癖で自己破産した人であれば、将来同じことをしかねないと思われて、なかなか周囲に手助けする人が現れない可能性があるでしょう。

当事務所に、支払い不能状態の相談者が来所した場合、自己破産することに不都合がなければ、第一義的に「自己破産」を進める可能性は高いです。
なぜならば、自己破産をして免責を受けることができれば、借金を抱えたマイナスの状態ではなく、ゼロからのスタートが可能だからです。
もっとも、将来、事業経営をもくろんでいる野心的な方であれば、自己破産をして経済的信用度をマイナスにするよりも、借金の返済をあきらめない方がよい場合がありえます。
やはり、事業経営者が破産をした過去を持つことは基本的にマイナスイメージがあるからです。
もっとも、トランプ大統領みたいに、何度破産をしても復活した人が例外的に存在しますから、人生は一概に決めつけることはできません。

結婚と自己破産

自己破産した人が結婚する場合
自己破産をして免責許可決定を受けている場合、法律上のデメリットは破産開始決定から10年以内で消滅しますから、ローン、クレジットも通常通り組めて、他の一般人と何ら変わりません。
もっとも、破産原因が何によるかで周囲の評価は変わりえます。保証倒れなど自己に過失がない場合は問題はないでしょうが、ギャンブル、浪費癖などが原因の場合、結婚相手から信用を無くすかもしれません。しかし、ありのままの自分をぶつけるほかないことですから、自己破産をしたかどうかは結婚に関し直接的な問題になりえなず、自己の生活態度いかんが重要だと思われます。

結婚相手が自己破産をしていた場合
まず、自己破産をせずに借金が残った状態で結婚するより、自己破産をして借金ゼロの状態で結婚するほうが経済的にははるかに楽でしょう。
問題は、破産原因で、結婚相手が再び破産状態に陥るような危険性がないか、その結婚相手の経済観念をチェックすべきでしょう。
この場合も、相手の生活態度いかんが重要であって、過去に自己破産をしたかどうかは直接的に問題になりません。

自己破産の着手金は原則20万円(税込)です

当事務所は、自己破産申立てにつき、着手金原則20万円(税込)で法律サポートします。「管財事件」になる場合、自宅等が必要になる場合、自営業者の自己破産など、事件が複雑になってサポート事務が高度化する場合は、協議により着手金を増額することがあります。

当事務所は、書類作成など法律面のサポートだけではなく、裁判所での応対など事実面についてもサポートします。

当事務所の司法書士は、平成16年から債務整理問題に関係していて、破産実務の経験は豊富です。
したがって、依頼者には安心して手続きを進めてもらうことができます。

糟屋郡(宇美町、志免町、粕屋町、新宮町、篠栗町、須惠町、久山町)から当事務所までの交通の便がよく、糟屋郡からの依頼者も多くいらっしゃいます。
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