ひやおろしは9月〜11月にかけて出荷される秋の日本酒の季節商品です。 漢字で書くと「冷や卸し」と書きます。
春先に搾った新酒を1度火入れしたあとに、およそ半年間ほど酒蔵の中で貯蔵して熟成させます。 この期間は暑い夏になりますが、涼しい酒蔵の中で寝かせることなります。
そして、気温が秋になり下がってきた頃に2度目の火入れをせず瓶詰めをして出荷します。 2度目の火入れをせず「冷や」の状態で出荷する「卸す」ことから、「冷や卸し、ひやおろし」と呼ばれています。
ひやおろしの特徴は、酒蔵の中で半年間ほど熟成させているため、ほどよい熟成感と円熟なまろやかさ、旨味のました味わいになります。
秋の料理としてキノコ料理やさんまなどの相性とも抜群です。 熱燗にもオススメです。