呼吸をする素材、ウール

スーツの表地の原料となるウール(羊毛)は呼吸をする素材といわれていて、その特徴がスーツにとって非常に良い働きをします。呼吸をしながら、元に戻ろうとする復元力も兼ね備えていますので、1日着用したスーツをハンガーにかけて2日間休ませてあげると、細かいシワは目立たなくなります。
やや気になるシワが付いてしまった時は、その部分にだけ軽く水を霧吹きして、風通しのいいところにかけておりますと、吸った湿気をはきながらシワっぽさも軽減させてくれます。
それでもシワがなかなか消えないようであれば、霧吹き後に、当て布をして軽くプレスをしてください。熱を加えながら水を蒸発させましたら、ほとんどのシワは消えます。スーツのメンテナンスには、適度な湿気と熱が効果的です。

においもウールが解決します

飲み屋や焼き肉屋で食事をしますと、スーツににおいがつきますね。家で洗濯はできませんし困りますね。
そんな時はシャワー後のお風呂場にスーツを持って行き、数分だけスーツに蒸気を吸わせて、その後は風通しのいいところにかけておくだけで、ウールが吸った蒸気をはきながら、においもかなり軽減してくれます。夏場の汗も気になったら、同じようにお風呂場メンテナンスをお試しください。
それでも、“におってるな…このスーツ”となってしまった場合はクリーニングへ。ウールは適度な油分を含んでいる動物の毛ですので、頻繁にクリーニングに出してしまうとその油分が失われ、ウール独特の柔らかさや光沢も損なわれてしまいます。クリーニングの頻度はできるだけ少ない方がいいです、理想はシーズンの終わりに1回です。その為にも簡単なケアでスーツをキレイに保ってください。

order suit navyでスーツの生地から選んでオーダー

スーツは大きくわけてウール100%の生地と、ポリエステル混紡の生地があります。ウールの混率が高い方が上記のようなウールの特徴がより活かせますので、スーツ地としてのお勧めはウール100%の素材です。
スーツの生地を素材から選ぶことができるのもオーダーならではです。池袋駅徒歩2分のorder suit navyで素材から選ぶオーダースーツはいかがでしょうか?