冬の仕事着

スーツやジャケットは基本的にウールが原料ですので、寒い季節にぴったりです。ニットやベストなどを重ねたり、ジャケット用などに厚手の生地もございますので、寒がりの女性には生地から選べるオーダーがお勧めです。とにかくあたたかい生地ということでしたら、Harris Tweed(ハリスツイード)がお勧めです。こちらの生地はスコットランド北西部の島ハリス&ルイス島の島民によって厳しい寒さをしのぐための作業着として羊毛を用いて作られたが始まりなので、その目の粗いざっくりとした生地は非常にあたたかく、寒い冬も私はHarris tweedのジャケットを着用するとコートいらずになるほどです。さらに、オーダーは冷え性の人に重要なタイツやインナーの重ね着などが十分に出来るように、採寸時にジャケットやボトムスをやや大きいシルエットで作ることも可能です。冬こそ冬眠しらずのオーダーはいかがでしょうか。

色でオシャレに

冬は重ね着もしますし、マフラーや手袋などアイテムも増えます。その分、色の合わせやコーディネートも多岐にわたり、人それぞれの個性を光らせることができます。寒いからと何枚も黒や茶、グレーを重ね着しモコモコのくらーい雪だるまになってはもったいないです。アウターやジャケットなどが黒やネイビーなど落ち着いたトーンであれば、トップスかボトムスのどちらかを秋冬っぽいエンジや黄色などの暖色で秋冬っぽさを、そして、どちらかをベージュやブラウンなどのアースカラーで柔らかい色でまとめると、見た目にもあたたかく、女性らしい色合わせになります。服の色を選ぶときに迷ってしまったら、全体を4つくらいの色でまとめると散らからず、すっきりとまとまります。

素材で可愛く

寒い季節は女性を可愛く見せる素材が多くあります。フワフワやモコモコは着心地も見た目もあたたかい上に、身体のシルエットもカバーしてくれる優れものです。フワモコの代表格がニットです。厚手のニットはそれ自体が着こなしの主役になりますし、セーターやカーディガンなどの薄手のニットは、シャツと合わせるとシャツの衿がきっちり感を作ってくれるので、ビジネスシーンにぴったりです。さらにジャケットを羽織るとメンズライクなスリーピース(ベスト付き)っぽい見た目にもなりオシャレです。ニットやウール素材の帽子やマフラー、手袋なども、コーディネートにいろどりを与えてくれる寒い季節ならではのアイテムです。これらを上手に取り入れてご自分らしいオシャレを楽しんでみませんか。