冠婚葬祭用フォーマルスーツ(礼服)とは

今回ご紹介させていただくメンズフォーマルスーツ(礼服)とは、タキシードやモーニングといった正礼装ではなく、一般的に冠婚葬祭で着用されている略礼装です。こちらはもちろんビジネススーツとも違います。
生地の色柄は黒無地ですが、ビジネススーツの黒無地とは色の濃さが違います、ビジネススーツの黒は黒色がやや薄く、フォーマルスーツの黒は黒色が深く濃い方が良いとされており、黒色の濃さが値段の差になるほどです。
さらに、フォーマルスーツにはデザイン面でもいくつかルールがあります。ジャケットのベント(後ろの開いている部分)はノーベント(開きなし)、パンツの裾はシングル(折り返しなし)が基本とされています。他にもいくつかフォーマルスーツのデザインルールがありますが、詳細は店頭で伝えさせていただきます。

フォーマルスーツ(礼服)のベストサイズ

着用頻度が少なく、どのタイミングで着用するかわからないフォーマルスーツの場合、サイズは通常のビジネススーツより、少しゆるいくらいの方がいいです。
2年振りに着用しようとしたら、きつくて着れない…というのは非常にもったいないです。オーダーの場合、お客様1人1人の身体を測り、必要なゆとりを入れてサイズを作っていきますので、元々、すっきりとしたシルエットが作りやすいので、少し大きめに作っても、見た目に大きいと感じさせるほどにはなりません。
冠婚葬祭は食べることが多かったり、座ったままや場合によっては正座が長時間続くこともありますので、パンツのウエストやヒザ周りのサイズは特に気を付けて採寸させていただきます。
フォーマルスーツでおすすめのオプションに、アジャスター(¥3,000+tax)があります。パンツのウエスト部分にアジャスターをお付けいただきますと、±5㎝のサイズ調整が可能になり、ウエストがきつくて買い直さないといけないということは軽減されます。

シーン別の着こなし方

フォーマル仕様の黒無地のスーツ、冠婚葬祭兼用ということであれば、シーンとしてはお祝の慶事と、喪に服す弔事という、まったく別のシーンで着用することになります。着こなしが大きく変わってきます。
まず、慶事の場合、黒無地の上下に白やシルバー系のベストを合わせ、スリーピース(3ッ揃)の着こなしもいいですし、ポケットチーフやネクタイ、カフリンクスなど華やかな装飾も素敵です。
弔事の場合は故人を偲ぶ場ですので、着飾るというような装飾は必要ありません。白無地のシャツに黒無地のネクタイを合わせ、結婚指輪以外のアクセサリーもすべて外します。

池袋駅徒歩2分のorder suit navy

order suit navyでは国内縫製のオーダースーツ38,000円(税別)~、フォーマルスーツ46,000円(税別)~ご用意しております。
お店は池袋駅より徒歩2分のビルの3Fです。隠れ家的な雰囲気でゆっくりしていただけます。店内は広い窓があり日中は陽が差しこみとても明るいです。高級感あるオーダースーツのお店というよりは、カジュアルなカフェのようなイメージです。
かしこまった雰囲気が苦手な私たちですので、どうぞお気軽にご来店ください。