神戸の中古欧州車販売店『ゼロカートラブル』が勝手に語るクルマのウンチクシリーズ

ご覧いただきありがとうございます。
このページでは大阪のちょっと変わった中古車販売店であるゼロカートラブルが好き勝手にクルマのウンチク語らせて頂きます。
欧州車とVWパサートについて興味があって「まあ、読んでやらんこともない・・・」と言う心優しい奇特なお方がいらっしゃったら是非ご覧頂けましたら幸いです。
それでは、早速ですが始めさせて頂きます。

ちょっと古いパサートってなんか良い(笑)

時は2001年。
随分と精悍なマスクにフェイスリフトして世に登場したB5.5パサート。
そもそも、デビュー自体は1996年で、デビュー後5年で行われた大手術だった。
(ちなみに、左の写真は1996年登場のB5パサート)

このクルマ、ブランド名こそフォルクスワーゲンを掲げてはいるものn、その鼻先にぶら下げたワーゲンマークは「真っ赤なウソ」と言っても過言ではなく、中身においては同時代にデビューした上級車種に当たる「アウディーA4」の多くが流用されている。
普通、「バッジエンジニアリング」と呼ばれる類のものは、見た目だけ豪華にして中身は安物のまんまだとか、下級モデルに対して上級ブランドのエンブレムをぶら下げることで高級イメージを与えようとしたりするのが一般的なのに、このクルマにおいてはその戦略は全く逆である。

このパサート、当時は町中そこら中で見かけるクルマだったけれど近年は殆どその姿を見かける事も無くなった。

フォルクスワーゲン パサート 今、お手頃になっています

2020年の今、中古車検索サイトなんかを眺めてみると、輝かしかった頃のパサートの面影は微塵たりとも感じられない相場を形成している。
それこそ、クルマ屋サイドが「古いしよく分からんし、自己責任ね!」みたいな投げやりな個体だったら車両本体価格は一桁台だったりすることもしばしばだ。

ただ、それは逆に言えば程度の良いものを普通に購入しようと企てても、思わず笑みがこぼれんばかりの予算でこのクルマのキーを手に入れることも可能であるという意味だ。

グレードは2.0Lの直列4気筒、2.3LのV型5気筒、2.8Lの4WDのV型6気筒、そして同じく4WDの4.0LのW型8気筒と言うエンジンラインナップだ。
個人的には高速道路の追い越し車線をかっ飛べるW8気筒の4.0Lに魅力を感じてしまうのを隠し切れないけれど、鬼門のカムアジャスター交換でエンジン脱着の必要があり、交換工賃が「目ん玉飛び出万円」なことを考慮すると思わず足元がすくんでしまうからパス。
んでもって、A4と同じと言うことは縦置きエンジンのFFがベースなので定期交換部品であるタイミングベルト交換の際にフロント周りをバッラバラにしなきゃいけないのでこちらも工賃が嵩む。

と、なるとオススメなのはタイミングベルトではなく、交換不要のカムチェーンを採用している2.3LのV5に白羽の矢が立つ。
こちらだと、タイミングベルトの交換も不要で、W8みたいなエンジン脱着地獄も見なくて済む。
正直、V5はあともう少しだけ中低速のトルクほしい感も否めないけれど、回せば気持ちいいし意外に音だっていい。

ちなみに、一番上の写真のパサートみたいに3万キロ台みたいな車を写真の様にチープアップしても乗り出し価格は70万円程度。
手ごろで良い車を買いたいという向きの方には良いクルマだと思う。

店舗名0CARTROUBLE(ゼロカートラブル)
住所 〒551-0031
大阪府大阪市大正区泉尾1-36-10
TEL06-6533-5045 *営業時間外は携帯へどうぞ 090-5040-2794
URLhttp://www.zero-cartrouble.com/
営業時間11:00~20:00
営業日無休
最寄駅大正駅
アクセス大正駅 徒歩10分
紹介文「せっかくクルマに乗るんだったら楽しい方がいい」 クルマなんてただの移動の道具かもしれません。けど、もしその道具が最高の相棒ならどこに行くのも最高に楽しくなります。 お気に入りの洋服や家具を選ぶようにお気に入りのクルマを選んでみると、ただの移動の道具のはずだったクルマが人生にちょっとばかりの彩りを添えてくれる素敵な相棒になってくれるかもしれません。当店では「チープアップ」をキーワードに楽しいクルマをご提案させていただくことが大好きです。 ゼロカートラブルではそんなあなたの最高の相棒探しをお手伝いさせて頂きます。外車は壊れるからって無責任なものを勧めたりはしません。大事なのは車種などの選び方なんです。勿論、在庫車以外からも探せます。 あなたにとってぴったりな相棒をご紹介させて頂きます。車に詳しい友達感覚でお気軽に電話して下さい。