経営コンサルタント 横浜

私はM&Aによる会社譲渡の経験者です。

私は大学の商学部を卒業して大手証券会社で2年間の法人営業を経験したあとに、父が創業したX線装置の開発・製造会社に入社しました。当時18人の会社でしたが、現場・資材・生産管理・経理総務等を経験し、40才で社長に就任しました。(父はその2年後に他界しております。)
会社も順調に大きくなり、大手医療機器メーカーむけのOEM生産や、特に動物用X線診断装置では国内トップシェアになっておりました。ただ厳しい医療機器への法規制や高い開発費・人件費等のことを考えるとどこかで、なんらかの形のM&Aを行うことが必要だという認識をもっておりました。そしてH28年9月30日にM&Aで会社を売却いたしました。

H28年10月13日にフェイスブックで皆さんに報告したものがありますので、それを転記させてだきます。

私は、アールテック株式会社を9月30日付けをもって売却し、代表取締役を退任いたしました。
相手先は、これまで技術提携をしてきたJ社。アールテックはJ社の完全子会社となりました。
そして、ここが大きな報告ですが、私は本年12月末をもって、アールテックを退職いたします。

今年初め、東芝メディカルシステムズの売却の話がでて、相手先がキャノンに決まった頃から、アールテックの新たな事業展開の可能性を認識し。その大きな流れに対応していくにはM&A(企業買収)により、しっかりとした企業の傘下に入ることの必要性を強く考えるようになりました。

3月ころからいくつかの企業に打診し、最終的に今回の相手であるJ社に決めました。6月27日に初めて相手と話し、9月30日に売却完了。実に3カ月と3日のM&Aでした。
すさまじい3カ月でした。社員にはすべて秘密裡に進めなければならないので、きつかったです。
特に9月13・14日の買収監査(デューデリジェンス)は、自分の持てるすべての能力と精神力で乗り切った感があります。

相手のJ社は工業用X線発生器では国内トップの優良中小企業です。アールテックも動物用X線診断装置では国内トップシェア。この2社が一緒になることで、名実ともに国内唯一無二の小型X線装置メーカーの誕生です。
お互いの良いとこ悪いとこ知り合った同士、最高のシナジー効果(相乗効果)が得られる相手です。

アールテックの名前も工場も社員も業務も変わらずに残ります。でもそこに自分はいない。
気持ちの整理はついているのですが、油断するとどうしても涙が出てきてしまいます。
別に無念とか悔し涙とかではなく、ただただ、寂しいだけです。
実際はアールテックから完全に離れるわけではなく、1月以降も外部の人間としてフォローしていくのですが、やはり父が起こし、これまで必死で育て上げたアールテックから離れることが寂しいです。

なぜ私が社長を退くだけでなく、会社を退社することになったかというと、とてもここで説明できるものではありません。とてもとまどい、苦慮し、涙し、考え抜いて自分で決断した結果です。これがアールテックや我が家にとって最良の道と信じています。

今後の私ですが、自分で新たに株式会社を設立し、これまでたくさんの経験をさせていただいたことに感謝し、地元企業に少しでも恩返しができるような、コンサルタント的な仕事をしていくつもりです。
コンサルタントというよりも、何かしたくてもどうしていいかわからないという中小企業の中に入って、経営者と一緒にいろいろな仕組みを構築していく「お助けマン」的なことを、自分の第二の人生の仕事としてみたいです。現在、法人設立の準備中です。

本日、代表取締役交代の案内状を発送いたしました。それを一生懸命に発送準備してくれている社員たち。
社員にはとてもショックを与えてしまったかもしれません。申し訳ない気持ちで一杯です。
みな不安だろうけど、しっかりと対応してくれています。ありがとう。

これまで私を育てて、支えてくださったすべての方に感謝いたします。
ありがとうございました。
そして、これからも頑張りますので、どうかよろしくお願いいたします。

M&Aをお考えの中小企業経営者の方に、これまでの経験を活かして親身にアドバイスさせていただきます。セミナーにも対応いたします。

会社の規模、業種、状況、全て異なりますから、私の場合はあくまでも一つの事例ではありますが、そのなかで経験したものはたくさんあります。
自社の事業承継・M&Aによる会社譲渡等を考えたくても、そのイメージすらわからない経営者のかたも多いでしょう。是非一度、ご連絡ください。参考になるコンサルティングをさせていただきます。

地元ロータリークラブや異業種交流会などで、小規模なセミナーも依頼されればお受けしております。できるだけリアルなお話をしておりますので、あくまで一つの事例ではありますが、M&Aのイメージをつかんでいただければと思います。

基本的にM&Aは秘密裏に進めなければなりません。安易にメインバンクにも相談できないでしょう。相手との交渉で膨大な資料を求められてきます。これに精神的プレッシャーがかさなり、経営者一人で乗り切るのはとてもつらいと思います。そんな時に気軽に相談に乗ってもらえる人がいると、とても楽になります。是非、お力になりたいと思います。

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